二重投稿

2021-02-20 | 独り言
先日、ブロ友さんの記事に、「友情が終わる時」という内容の記事があった。内容はある男性の読売新聞への投稿についてだった。

今朝、朝日新聞を読んでいたら、そっくりな投稿があり驚いた。おそらく同一人物だろう。ネット検索したら、朝日新聞DIGITALに「おことわり付」で掲載されていた。しっかり二重投稿していたが、編集部で見抜けなかったという「おことわり」だった。

(悩みのるつぼ)亡き友に問い逃したこと=おことわりあり
https://www.asahi.com/articles/DA3S14804352.html

なんちゅールール破りのジジやぁー。と思ったあとに、上野千鶴子の回答を読んで拍手したくなった。
上野千鶴子が好きなわけではないけれど、「彼がやったことがあなたに対する彼の評価です。自分の器(うつわ)の小ささに臍(ほぞ)をかんでください」とバッサリ切り捨てていることに共感した(^^)

ジーサンはこの回答を読んでむかついただろうか。そうそう素直になれないお年頃なので、自分の気に入った回答がつくまであちこちに投稿し続けるかも。

※コメントに上野千鶴子氏の回答全文あり。
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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ホモソーシャル (にゃんころりん)
2021-02-21 11:24:22
みどり さん こんにちは。

ホモソーシャルという言葉と意味を私は上野千鶴子先生の回答で初めて知りました。
ポジティブに捉えれば「男同士絆」ということなんでしょうか。
国会議員の皆様方も固い絆で結ばれているんでしょうね。
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日刊スポーツ (にゃんころりん)
2021-02-21 11:18:13
pukariko さん こんにちは。

そうなんです。上野先生はちゃんとやさしくフォローしているんですね。
これでジーサンも納得できたらいいですが(^^)
日刊スポーツは朝日新聞系なので、あの記事はジーサンに対するイエローカードかなと思いました。
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ホモソーシャルの意味 (みどり)
2021-02-20 22:20:50
そこには恋愛感情や性的なものは存在しないとされています。
ちょっと前に自分のブログで、横領するのは圧倒的に男性の方が多いのに、ニュースになるのは女性の横領事件であると書いていて、ふとホモソーシャルな関係性ゆえに、会社は男性の横領を内々に済ませたり、メディアもまた男性の横領はあまり取り上げないのかなと思いました。
会社もメディアも実権を握っているのは男性ですので。
その時、うろ覚えだったホモソーシャルという言葉の意味も確認し直したのでした。

ホモソーシャルな関係は、必ずミソジニー(女性憎悪・女性蔑視)を伴うがゆえに、所詮女性には理解不能だと思います。
昔、著名な詩人の妻だった人のエッセイを読んだことがあります。
仲間達は政治的・文化的に革新的な人達ばかりだったようですが、そこでレイプ事件が起こったそうです。
すると男性たちは一斉にレイプした男性をかばい、レイプされた女性は厄介な女扱い。
詩人の妻は日頃から仲間達の理想主義的な言動を信じていましたので、その一件でどうしようもなく落ち込んだそうです。
落ち込んだ妻を見て詩人は「女の人の気持ちは僕には分からない。でも君の気持ちは受け止めたい」みたいなことをいって慰めてくれたそうです。
訳の分からない話ですが、要するに男性たちはホモソーシャルな関係で、いざとなればお互いにかばい合う、それを問題にする女性の気持ちは、たとえ感受性豊かな筈の著名な詩人といえども分からない、ということなんだなと私は理解しました。
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ジーサン本望(笑) (pukariko)
2021-02-20 21:52:56
再度失礼します。
日刊スポーツが記事に取り上げてますよ~と書こうとしたら
にゃんころりんさんが既に書いていた^^;

>自分の器(うつわ)の小ささに臍(ほぞ)をかんでください。
そして自分の器にふさわしい人生をせいいっぱい送ってきた、と思ってください。
リーダーばかりがいても組織はまわりません。
ナンバー2がいるからリーダーがリーダーでいられるんです。
あなたに対するフォローが足りなかったとしたら、
彼にもリーダーとしての器量が不足していたかもしれませんね。

バッサリ切りながらも上野さん、
ちゃんとこのひとのこと慰めてるじゃないですか。
意外と優しいところあり。
〇ツの穴の小さい投稿者にはじゅうぶんじゅうぶん。本望じゃろ。
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そうなんですー (にゃんころりん)
2021-02-20 21:05:08
mio さん こんばんは。

私に言わせるとなんとも情けないジーサンです。
あなたは悪くないと慰めて欲しかったのでしょうか。
私は読売新聞の回答を読めないのでわかりませんが、上野先生の言うとおり、器の小さいジーサンなのでした。
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ニュースになっていました (にゃんころりん)
2021-02-20 21:02:20
みどり さん こんばんは。

このジーサンの二重投稿がニュースにまでなっていました。
「読売と朝日に同じ悩み掲載、70代男性が二重投稿」
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202102200000992.html
これでジーサンも本望でしょう(笑)
おそらく同じ時期に投稿したのではないかと思いますが、投稿しても採用されるかどうかわからないので2紙に投稿したのでしょう。
見落とした朝日のミスとも言えますが、担当者は叱られたことでしょう。

他人の保証人になって自分が破産したというのはききますが、女なら絶対しないですよね。
頼られた男のプライドなんじゃないですか。もしくは優越感かな。それとも断れない性格?
うちの亡くなった叔父も死後に借用書(貸した方)が数枚、総額で1500万円ほどでてきました。
相続の手続きをしてもらった弁護士に相談しましたが、1円とて回収できる相手ではないから、裁判しても無駄だと言われ諦めました。
返信する
おホモだち? (mio)
2021-02-20 19:14:29
「負け犬の遠吠え」じゃないですか?相談者だけが「拘って」いるだけで、亡くなられた友人の実力でしょうに。

どんな回答を期待しているのでしょうね。

あなたはエライとか?
 
ようわかりませんわ。相談者のひとり相撲の気がしますけど。
返信する
二重投稿 (みどり)
2021-02-20 15:39:41
というより、ちゃんとした回答がほしかったのではないですか。
読売新聞の回答、あまりに的外れでした。
上野千鶴子は私もあまり好きではないですが、的は外していません。
そこに友情などなかったということですよ。
たぶん友人が出世した段階で、友人の側で無くなっていたのだと思います。
相談者はそれに気づかず、それこそホモソーシャルな意識を延々と持ち続けたのだと思います。
ホモソーシャルな関係の場合、社会学的に問題とされるのは、常にそこでは女性排除や女性蔑視といった女性の犠牲が伴うからではないですか。
亡くなった母の友人の旦那は、親友の頼みで事業の借金の連帯責任を引き受け、結局、自宅を売る破目になりましたが、頼まれて断れないのが男同士の友情なんだそうです。
女には分からない、です。
年配の男性に多いメンタリティだと思います。
嫉妬のコントロールもお互いに傷つかない為の配慮です。
読売新聞の回答者が「それこそ友情だった」と友情にこだわったのは、彼もまたホモソーシャルな意識を持っていたからかもしれないです。


返信する
ホモソーシャル (にゃんころりん)
2021-02-20 14:41:30
pukariko さん こんにちは。

上野千鶴子の回答の中に、こういう関係を「ホモソーシャル」と解説しています。
なるほど嫉妬のコントロールで男社会は成り立っているんですねφ(..)メモメモ
森-川淵ラインは一瞬の成功例でしたが、友情は多少がたついたかも知れません。
返信する
読みました (pukariko)
2021-02-20 13:38:53
こんにちは。
ホントだ、同じ人ですね。
掲載された時期はずれているけど、あっちにもこっちにも送ってたんですね~。
まぁどこにどれだけ投稿しても似たような回答が返ってくると思いますが。

森会長が勝手に川淵さんを後継指名した時、
私はこの投稿のことを思い出していました。
男同士の友情というのはこういう感覚なのかな~と。
川淵さんが森さんに同情して泣いたと言ってて、じゃあ俺が引き受けると。
きちんとした手順を踏んで会議で諮るなんてことはすっ飛んでて、
お前の仇は俺が取ってやる、みたいな情で動く。

投稿者は友人にそういうのを期待していたのかも。

投稿者は、友情は消えたらしいですが、
森‐川淵氏の友情はたぶん大丈夫じゃないでしょうか(^-^)
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回答引用 (にゃんころりん)
2021-02-20 12:09:29

○回答者 社会学者・上野千鶴子 一生序列を確かめ合いながら生きるの!?

 ふーん、男ってこんなもんですかねえ。一生マウンティングしあって、序列を確かめ合う関係のなかに生きるなんて。序列のもとで強烈なライバル意識を持ちながら、尽くし尽くされる男同士の関係を「男の友情」とか「同志愛」とか呼ぶのでしょうか。最近では「ホモソ」ことホモソーシャルとも呼ぶようになりました。

 日本の企業はこのホモソ集団の中での競争を人事に利用してきました。企業は業績があからさまに評価される厳しい世界。同じ大学から同期で入社したあと、友人は出世。そこでは友人が上位に立つことも納得できたんでしょう。

 出身大学OB会もまたこういうホモソ集団の再生産装置。学歴社会はなくなったなんていうけど、学閥とコネは生きています。OB会では業績主義は問われませんから、同期のよしみであなたが「ナンバー2」になったのでしょう。次期代表に指名されなかったことで、献身してきたOB会から退会するほど傷が深かったんですね。

 あの時どんな「ひと言」をかけてほしかったのでしょう。「キミを代表に」という期待した「ひと言」は出ませんでした。事前に「相談があるんだけど」と持ちかけてほしかったんでしょうか。それがあなた以外の誰かでも、あなたは納得したでしょうか。事前に相談もなく、予告もなかったこと自体が、彼のあなたに対する判断の証です。

 末期がんの彼に「胸のうちを伝え」なくて正解でした。彼が「すまなかった」と言うとは限りませんし、「こんなことにこだわるからキミはいつまでもナンバー2なんだよ」などと言われたら、もっと傷ついて立ち直れなくなるだけでしょう。彼がやったことがあなたに対する彼の評価です。自分の器(うつわ)の小ささに臍(ほぞ)をかんでください。そして自分の器にふさわしい人生をせいいっぱい送ってきた、と思ってください。リーダーばかりがいても組織はまわりません。ナンバー2がいるからリーダーがリーダーでいられるんです。あなたに対するフォローが足りなかったとしたら、彼にもリーダーとしての器量が不足していたかもしれませんね。

 なるほど官僚の一人が昇進すると同期が全員出向するという役所の慣行の理由がわかります。ホモソ集団の人事管理術がこの男同士の嫉妬のコントロールにあるとしたら、このパワーゲームに「女が入っていけない/いきたくない」のも道理。今回のご質問は大変勉強になりました。
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