チョコレートで痴呆予防

母に付き添った医院の待合室で読んだ週刊誌に、「チョコレートで痴呆予防が可能」という記事をみつけた。チョコレートにはポリフェノールが含まれているので、抗酸化作用があるのは知っていたけれど、カロリーも虫歯も気になるしで敬遠していた。しかし、痴呆予防にもなるとなれば捨てておけないので色々調べてみた。

そして、みつけたのが平成２６年に実施された「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」だった。それによると、“高カカオチョコ”を食べると、記憶や学習などの認知機能に関わる“BDNF”という物質の増加の可能性があるらしい。BDNFの少ない人は、認知機能が低い傾向にあることもわかっていて、このことから、認知機能を維持するためには、BDNFの量を高く保つのが望ましいと考えられるようだ。

難しいことはわからないけれど、チョコレートを食べて、免疫力Ｕｐかつ痴呆予防になるなら楽チ～ンと、早速スーパーで高カカオチョコなるものを買ってきた。この研究で使われたのは、カカオ分72％の高カカオチョコだというので、”明治 チョコレート効果カカオ72%”と、ついでに”明治 チョコレート効果カカオ86%”を買った。

先に８６％のから食べてみたが、苦くて美味しくなかった。チョコレート＝甘いという先入観がいけなかったのかも知れない。次に、７２％のを食べてみた。甘くはないけれど、８６％ほど苦くはなかった。これなら続けて食べられそうだ。

カカオがよいのなら、カカオパウターもよいのではないかと考えた。それで、次は”森永ココア　カカオ70”を買ってきた。私は毎朝、低脂肪乳を飲むので、それにまぜてみることにした。ほんのり甘いので甘味料が入っているらしい。でもココア度？が高いので、それくらいがいいのかも知れない。溶けにくいのがちょっと面倒だ。

最近は、ガンより痴呆が気になる。ガンなら治療するかしないか自分で決められるが、痴呆となると自分ではどうしようもない。痴呆予防にと、これまでのココナッツオイルに、チョコレートとカカオを追加して、次は何にしようかなぁ。