Christmas eve at hometown

今日はクリスマスイブです。

僕はいわゆる日本の恋人たちのためのクリスマスを受け入れがたい。
だいたい普通に仕事していたし…嫁には申し訳ないのですが…

そもそも恋人同士でクリスマスを過ごすと言うのはマスコミが作り上げたものだと思う。
独身時代日本で仕事してた時に定時を過ぎて「あれ？帰らなくても良いの？」って言われたり…
クリスマスに忘年会をやって何が悪い？普通に過ごして何故淋しいって言われなくちゃならんのだ！
アイドルや芸能人に「今年のクリスマスはだれと過ごすんですか？」なんて聞くレポーターにケッ！
と毎年思ってた。

ただ、家族のためにクリスマスの日は早く帰るお父さんは微笑ましい。

イギリスだと12月24日は午前中いっぱいで仕事を切り上げるオフィスがほとんど。
日本で言うちょっと昔の大晦日です。スーパーも夕方で閉まっちゃう。
24日の夜はレストランもほとんど閉まってまして、商業施設は静かなものです。
家や実家で家族親戚が集まって過ごすのです。
そしてきっとプレゼントを開けたり、クリスマスカードを読んだりします。
ホント日本のお正月みたいな感じですね。

そう言う意味ですと今年のクリスマスイブはイギリスの風習に近い過ごし方でした。
地元の水泳絡みの先輩宅にてクリスマス・パーティに招かれました。

古い付き合いの先輩後輩の友人たちと集まり、ご馳走を囲んで楽しく過ごす。
嬉しい知らせや近況のお話は何よりもプレゼントです。

一昔前は正月お盆は親戚で集まり、子供はたくさんの従兄弟と楽しく遊ぶ。
近年では核家族化が進みそんな機会も減ってしまいました。
子供にとって、楽しい思い出の積み重ねがココロの豊さを生むもの。
そう言う意味で地元の古くからの友人たちと家族ぐるみで集まれることは、
クリスマスも捨てたもんじゃないなぁと思うのでした。

日本に帰って来て良かった。