89年製ブリヂストン・レイダック。
重い病にかかっています。症状が出始めたのは5月14日。
朝出勤途中にチェーンが見たこと無い外れ方をする。。。なんとか復旧したのですが、帰宅時も同じ症状が発生。
ディレイラーがエビ反りになり、チェーンが一番大きい歯車1速を飛び越え、スポークの間に入り込んで後輪をロックさせます。こうなるとタイヤも回らず、危険な状態に。交差点を渡り切った後に起こったから良かったけど…
チェーンが噛み込んだスポークもダメージを負ってます。このまま無理して走ったらスポークも折れて大惨事になる。
なんでこんなことになるんだろうなぁ。
自転車を復活させた2015年に、自転車屋さんに「ディレイラー壊れてますよ」と言われながらも、ダマシダマシ乗ってきた。ついに本当に壊れたか…?と思ったのです。
この現象とは別に、レイダックのギアを7速化にする計画があって、部品待ちの状態でした。。。ディレイラーさえ新しくすれば直るかなと思っていたのですが…
あれあれあれ~?と思うことがあります。ディレイラーを固定する部分の傾きがどうも大きい気がします。変形しちゃったのかな?
いろいろと調べてみますと、このディレイラーを固定する部分をその名の通りディレイラーハンガーと呼ぶらしいですが、突起部であるため曲がったり折れたりするらしい。
最近の自転車ではフレームとはねじ固定の別体部品で交換可能になっているのですが、
(↓最近の自転車:奥様号シルヴァ)
さすがは80年代の自転車、レイダックはフレーム一体型。経年劣化なのか、歪んだようだ…最近倒した記憶は無いし…なんで急に?
あぁどうしよう。フレームが歪んだと思うと心が重い。
泣きたくなるぐらいツライ。。。10数年野ざらしにしたけど、中学時代から苦楽を共に過ごした自転車とサヨナラしなければならないのかもしれない…そんなツライことがあって良いのか…
とは言え、俺はエンジニア。ベストを尽くそう。アイアンマン3のシーンみたいに正気を取り戻した。
直す場合の選択肢:
① ディレイラーハンガーを変形させて元の位置に戻す:力技の整体治療。
② ディレイラーハンガーを切除して、昨今の別体を取り付ける:整形手術
直さない場合:
③ 別のフレームをオークションで買う:1万円ぐらい。
④ 変速無しで乗り続ける:そこまでしても乗るのか。。。
…7速化の計画もあるし、まずは①をチャレンジ。①がダメなら②で、②がダメなら④…③は興味あるけど、ちょっと筋が違う感じがする…別の中古フレームを買うのであれば、違う自転車を買うのと同じことだと思っています。フレームは命。フレームにメスを入れると思うだけで、もうこの自転車は瀕死の状態にあると思っています。
ネットで見る先輩方の②番の処置はなかなかの大がかりな作業です。フレームを削るのでリスクの高い処置なります。削ったら後戻り出来ないし、強度剛性も失うし、とても腕と勇気のいる作業。
と言うことで①にチャレンジ。ディレイラーハンガーを変形させます。
バーナーで患部をあぶって、多少柔らかくします。プライヤーで「ぐにゅ~」と引っ張る。
私のレイダックのディレイラーハンガーはクロモリで出来てるので、パキッといかないと思うけど、決死の処置。ディレイラーが壊れたまま乗れば良いじゃないかとも思うぐらい、悩んだ挙句の決断。
ディレイラーハンガーは概ね元の位置に戻ったと思います。とても感覚的な処置。
困ったことに雌ネジも変形して、ディレイラーの雄ネジが入らなくなってしまった…やはり素人が手を出すとこうなるのか…自らの手で愛車を壊してるような気がする…②の処置はもっと難易度が高そうだし…なにか手立てがないか考えよう。
ネットで調べてみると再タップをしてる先輩方がおられます。この部分のねじは1.0mmピッチのM10なのですが、M12を開けてへリコイルを入れるんですって。この手術であれば何とかなるかな。。。
とりあえずヘリコイルじゃなくて、M10-1.0で再タップを通してみたら、あっさり入る様になった。ヤター!とりあえず、最悪局面脱出。
奥様には「いい加減、新しい自転車買えば」と言われちゃうし。
この1週間、もうレイダックに乗れなくなっちゃうって思ったりして落ち着かなかった。新しい自転車を買うと言っても、今月は自動車税や固定資産税の納付で出費が多いし、夏のボーナスまで待たないとなぁと思っていました。
とは言え、いつまでもレイダックに乗れないことも実感した。もっと派手な壊れ方をするのだと思ってたけど、「レイダック、ディレイラーハンガーの永久変形で最期を迎える」って地味過ぎる。もうしばらく一緒にいてもらおうと思っています。
重い病にかかっています。症状が出始めたのは5月14日。
朝出勤途中にチェーンが見たこと無い外れ方をする。。。なんとか復旧したのですが、帰宅時も同じ症状が発生。
ディレイラーがエビ反りになり、チェーンが一番大きい歯車1速を飛び越え、スポークの間に入り込んで後輪をロックさせます。こうなるとタイヤも回らず、危険な状態に。交差点を渡り切った後に起こったから良かったけど…
チェーンが噛み込んだスポークもダメージを負ってます。このまま無理して走ったらスポークも折れて大惨事になる。
なんでこんなことになるんだろうなぁ。
自転車を復活させた2015年に、自転車屋さんに「ディレイラー壊れてますよ」と言われながらも、ダマシダマシ乗ってきた。ついに本当に壊れたか…?と思ったのです。
この現象とは別に、レイダックのギアを7速化にする計画があって、部品待ちの状態でした。。。ディレイラーさえ新しくすれば直るかなと思っていたのですが…
あれあれあれ~?と思うことがあります。ディレイラーを固定する部分の傾きがどうも大きい気がします。変形しちゃったのかな?
いろいろと調べてみますと、このディレイラーを固定する部分をその名の通りディレイラーハンガーと呼ぶらしいですが、突起部であるため曲がったり折れたりするらしい。
最近の自転車ではフレームとはねじ固定の別体部品で交換可能になっているのですが、
(↓最近の自転車:奥様号シルヴァ)
さすがは80年代の自転車、レイダックはフレーム一体型。経年劣化なのか、歪んだようだ…最近倒した記憶は無いし…なんで急に?
あぁどうしよう。フレームが歪んだと思うと心が重い。
泣きたくなるぐらいツライ。。。10数年野ざらしにしたけど、中学時代から苦楽を共に過ごした自転車とサヨナラしなければならないのかもしれない…そんなツライことがあって良いのか…
とは言え、俺はエンジニア。ベストを尽くそう。アイアンマン3のシーンみたいに正気を取り戻した。
直す場合の選択肢:
① ディレイラーハンガーを変形させて元の位置に戻す:力技の整体治療。
② ディレイラーハンガーを切除して、昨今の別体を取り付ける:整形手術
直さない場合:
③ 別のフレームをオークションで買う:1万円ぐらい。
④ 変速無しで乗り続ける:そこまでしても乗るのか。。。
…7速化の計画もあるし、まずは①をチャレンジ。①がダメなら②で、②がダメなら④…③は興味あるけど、ちょっと筋が違う感じがする…別の中古フレームを買うのであれば、違う自転車を買うのと同じことだと思っています。フレームは命。フレームにメスを入れると思うだけで、もうこの自転車は瀕死の状態にあると思っています。
ネットで見る先輩方の②番の処置はなかなかの大がかりな作業です。フレームを削るのでリスクの高い処置なります。削ったら後戻り出来ないし、強度剛性も失うし、とても腕と勇気のいる作業。
と言うことで①にチャレンジ。ディレイラーハンガーを変形させます。
バーナーで患部をあぶって、多少柔らかくします。プライヤーで「ぐにゅ~」と引っ張る。
私のレイダックのディレイラーハンガーはクロモリで出来てるので、パキッといかないと思うけど、決死の処置。ディレイラーが壊れたまま乗れば良いじゃないかとも思うぐらい、悩んだ挙句の決断。
ディレイラーハンガーは概ね元の位置に戻ったと思います。とても感覚的な処置。
困ったことに雌ネジも変形して、ディレイラーの雄ネジが入らなくなってしまった…やはり素人が手を出すとこうなるのか…自らの手で愛車を壊してるような気がする…②の処置はもっと難易度が高そうだし…なにか手立てがないか考えよう。
ネットで調べてみると再タップをしてる先輩方がおられます。この部分のねじは1.0mmピッチのM10なのですが、M12を開けてへリコイルを入れるんですって。この手術であれば何とかなるかな。。。
とりあえずヘリコイルじゃなくて、M10-1.0で再タップを通してみたら、あっさり入る様になった。ヤター!とりあえず、最悪局面脱出。
奥様には「いい加減、新しい自転車買えば」と言われちゃうし。
この1週間、もうレイダックに乗れなくなっちゃうって思ったりして落ち着かなかった。新しい自転車を買うと言っても、今月は自動車税や固定資産税の納付で出費が多いし、夏のボーナスまで待たないとなぁと思っていました。
とは言え、いつまでもレイダックに乗れないことも実感した。もっと派手な壊れ方をするのだと思ってたけど、「レイダック、ディレイラーハンガーの永久変形で最期を迎える」って地味過ぎる。もうしばらく一緒にいてもらおうと思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます