水星からやって来たリロイ・ブラウン~Leroy Brown from Mercury~

埼玉県民サラリーマンの徒然なブログです。

延長戦に突入しました。

2012-01-11 21:22:48 | 英国生活
先日の11日で英国生活丸5年が経過しまして6年生に突入致しました。

そう言えば正月過ぎからイギリス生活を始めたのでした。
当時イギリス支社は設立から間もなかったので、今のオフィスは候補地としての段階で、小さい会社が集まる貸しオフィスでイギリスでの仕事を始めました。

その関係で初めはロンドンから南西のサリー州のウォーキング(Woking)と言う街に住んでいました。
ヒースロー空港も近いし、ロンドンまで直通の電車も走る人気のエリア。
そしてマクラーレンのファクトリーもある。
そんなんで2ヶ月ぐらいはウィークリーアパートに住んでいました。
サービスドアパートと言うモノで家具や鍋や食器が揃ってます。
しかも統一感ある感じで…趣味にもよるが、当時なかなかの驚きでした。

着いていきなりこんな良い所に住めるの?素晴らしー
引っ越す必要ないよ。家探しも面倒だし、ココで良いって感じでした。


しかも1週間に1回リネン交換も入ってくれる。
超居心地良い。俺、会社に大切にされてるーなんて思ったのもつかの間…

F1フル参戦するための仕事が問答無用にやってくるのにオフィスにはデスクと電話とネットしかないよ。昼はマクラーレン行って打合せや借りオフィスで設計業や仕事の環境作りの手配。周りの会社の人たちが帰ったら、煩いコンプレッサーを回したりしてオフィスを作業室状態にして製品メンテナンスやセッティングの作業…環境も無ければ人も全然いなかった…活動拠点探しも遅れてたのに機器はどんどん導入されちゃって、オフィスがどんどん狭くなっていってたなぁ。

それでも海外赴任なんて初めてだったのでこんなもんだろうなと持ち前の鈍感さでストレス無く仕事してたなぁ。初めの半年は単身だったしほとんど土日も無く会社に行ってた。観光も全然なし。

そんなんだから、3週間後ぐらいの週末に熱が出てビックリした。
バファリン飲んだら1日で治ったのですが、たぶんそのアパート滞在中一番寝た。
(なんかリッチな感じの家具に見えたけど、結構ギシギシ言うベッドだったな)


今振り返ると、やはり当時が一番大変だったと思う。
苦労や課題をすべてを書き出したらキリが無いのですが、
今こうしてブログを記しながら余裕の生活を送れているのは、
1つ1つの負担をいろいろな人たちが背負ってくれてるからなのだ。

本当にお陰さまで丸5年。
健康で生活を続けられているのは妻・日本の家族・日本とイギリスの友達・会社のサポートがあってのことです。感謝の気持ちでいっぱい。ありがとうございます。

日本政府とイギリス政府は日英社会保障協定がありまして、日本(英国)の企業が英国(日本)に社員を派遣した場合は年金の二重払いが起こらない様に協定を結んでいます。その協定では5年が最高の派遣期間となってますが、特別な理由により3年の延長が認められると言うことで、理由書を先日提出しました。イギリス赴任としては延長戦に突入したと実感しております。

と言うことでどうあってもあと3年なんでしょうが…会社の中では「お前がそこにいるから若い人をそこに送り込めない」って雰囲気をチクチク感じる今日この頃。新しいイスを探さないとなぁ。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新年のあいさつって | TOP | AUTOSPORT INTERNATIONAL 2012 »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 英国生活