追突されてしまいました。

今朝の通勤途上の信号待ちで追突されてしまいました。結構な勢いだったので前方車両にまで勢いが達しまして、被害2台。

＜発生状況＞
朝7時50分過ぎ。埼玉県鴻巣の某交差点。突き当りになる交差点で、いつもより列は長いなぁと思っておりました。ただ、私には時間に十分余裕があるので、焦りもなく通常走行で信号待ちすることになりました。

前は白のベルファイア。ミニバンの高級車。この時間帯にはよく遭遇します。向こうもそう思ってるんだろうな。

後ろからやってきましたのが白のトヨタウィッシュ。バックミラーを見た瞬間、これは止まり切れないことを判断したので、怖かったけどブレーキペダルを踏み増し。やっぱりウィッシュのブレーキは間に合わず衝突。勢い余って私のフロントがベルファイアのリアに衝突。

後ろのウィッシュのドライバーが即降りてきて平謝り…私はちょっと首にショックを受けた感じ。前に飛ばされてまた衝突ですから、踏ん張ったけど結構揺れました。

＜加害者側の状況＞
原因は加害者側のよそ見です。肩を持つわけではありませんが、実は対向車側でちょっとしたドラマがありました。道端に寄せてハザードランプを炊く軽乗用車がいまして、それに対して物凄い剣幕でクラクションを鳴らすトラックがいました。

道はそれほど狭くないので避ければ良いのに・・・と余裕ある私は眺めていた中、加害者もそれに気を取られての事故でした。



＜事故後の対応＞
こういうことに慣れている人はあまりいないです。どうしよどうしよとしてる3人ですが、とりあえず警察呼びましょと言うことで呼んでもらいました。

私は車の写真を撮ったり、会社に連絡。嫁に連絡して自動車保険番号（←手元に無かった）をゲット。

警察が来まして情報取り。その後事故捜査係の担当も来て、現場調査が始まりました。3人で連絡先や保険情報を交換したのですが、私だけですが首に違和感があったので、人身傷害事故扱いになりました。

＜クルマの状況＞
もう！思い出しただけで泣きそうになる…衝突する直前の瞬間に思ったことは、「えー勘弁してくれ…愛車が…」って絶対ぶつかるって分かってる瞬間は忘れられない。大学生の頃に都内でも追突されたことがあるけど、あの時もそんなんだったなぁ。

なのにブレーキペダルを踏み増ししなくちゃいけない恐怖。ショック受けまーす。

さらに細かく記すと「えー」の瞬間、ペダルの踏み増しに躊躇したのを覚えています。前方車両まで行くとまで計算できなかったけど、愛車へのショックが増えることへの懸念でした。

後ろはこんな感じ。バンパーと言うかトランクの下がベッコリ。トランクが開きません。


実はフロントはもっと無残。画像を撮るのも痛々しかった。バンパーは潰れるし、ラジエターの水が滴ってるんだもん。

その癖ベルファイアは外傷はよく分からない。ウィッシュは潰れていましたが走るには問題なさそう。。。

と言うことで私の愛車は自走無理。ローダーを呼ぶことになりました。

ディーラーはその時点では連絡取れず。ローダー屋さんに一時預かりとなりまして…やること多いです。

＜保険屋さん＞
各自保険屋に電話した後…特に私は某外資系の安い保険屋を使っているからか…「今回の事故の場合、お客様には一切の非がございませんので、お客様が直接加害者側とやり取りすることになります」となりまして、見捨てられた気分。学生時代に追突されたときと違うなぁ。

その直後、加害者側の保険会社…こちらは大手日系ですが…から電話が掛かってきまして、お見舞いの言葉をたっぷりもらったり今後の進め方を話しました。

＜加害者さん＞
とにかく平謝りの加害者さん。ベルファイアのドライバーはとっくに去りましたが、ローダーを待つ私をほっときません。私と加害者を見ていた近隣の方がオレンジジュースを出してくれたり・・・良い人ばかりだ。

ローダーにクルマを預けた後…ローダーの運ちゃんも「あんたこの後どうするの？乗って行く？」って言ってくれました。そうなのです。ここは市街からだいぶ離れたところ。どうしよ。まずは家に帰って落ち着いてから病院だよなと思うと、ローダーの運ちゃんに身を委ねるのは違う。

バスだバスに乗ろう。と思っていたら加害者さんが「バスはさっき行ったばかりですから、乗って下さい」と言うことで、甘えることにしました。

＜代車＞
地元に戻ると加害者側の保険会社がすぐ代車を手配してくれました。オリックスレンタカー。返すときはディーラーまで取りに来てくれるらしい。愛車とは違うクルマが我が物顔で止まっているのを見るとムッとしますが、まぁ仕方ない。


＜ディーラー＞
上尾のブルーライオンからクルマ到着の連絡をもらいました。クルマの見た目から私の身体を心配してくれました。やっぱ結構酷いんだと改めて実感。「まずは修理のお見積もりをしまして、お客様と保険会社さんにお知らせします」の言葉の裏に、長引く覚悟の必要性を感じます。

＜整形外科＞
最寄の整形外科に行きました。警察の事故捜査係の人に診断書を出さないとならないし、後で痛くなったら嫌なので、この辺はしっかりしておきたい。

たぶん生まれて初めて整形外科に行きました。一見狭い病院なのですが、スタッフも患者もたっぷり。こんなに事務員必要なの？ってぐらい居た。皆さん丁寧に対応して下さいました。

首のレントゲンを6枚撮りまして、診断は「外傷性頸部症候群」。要はムチ打ちです。むしろ事故が原因ではない何番目だかの頚椎に問題があることが分かったことが驚き。ウチの部署の先輩数人が過労で痛めてるやつだ。やっぱり俺も持ってるみたい。

＜警察へ＞
書類が揃ったので警察へ行きました。初めて鴻巣警察署に行った。


「今日中に来てください」って言うから行ったのだが、目的を聞かなかった。

そしたら事故の詳細を書類にされて、この外傷に対して加害者を処罰するかどうかの書類だった。それ先に言ってよ。もっと勉強して来たのに。。。まぁ処罰を望んだりはしないけど、改めて交通安全の大切さを感じました。

そして処罰より、愛車がちゃんと戻ることを願うばかり。。。自動車市場価格より直す額の方が高くて絶対モメるはず。GWに306で岩手に行くはずだったのに…戻ってこないだろうな。

あと最後にブレーキに詳しい人間としては1つ言っておきたい。事故を起こしそうになったときはブレーキをメイッパイ踏んで欲しい。ペダルに例え両足で体重掛けてもブレーキは壊れない様に設計されているのだから、一大事はペダルを壊すぐらいのチカラで踏んで欲しい。衝突瞬間の速度を落とすことでダメージは少なくなります。