光源氏と頭中将の女性品評(源氏物語)

2016年10月05日 | 映画・本・音楽・絵画など


以前に書いた、病棟の男友達に読ませて、ふたりで爆笑してしまったラインです。

(参照:ビギナーズ・クラシックス)

源氏(17歳頃)

光源氏は、親友の頭の中将とおきまりの女性品評を始めます。

そこへ女性経験も豊富な論客の左馬の頭と藤式部の氶が加わり、
女性談義に花を咲かせるのですが・・・。

もう、なんとも酷い!
今の世の中もこういう話をしている人達がいるのでしょうか。

男友達と爆笑しつつも、「こえー!」「こわ〜い!」とお互いに大声で言いました。



それが「雨夜の品定め」です。

なにが酷いのか、この品評会もですが、また、その女性達のあだ名。

紫式部という女性が書いたものだから許せる気もしますが、
世が世なら、この表現はどう批評されるのでしょう。

では、つい爆笑してしまった女性3名のニックネーム(あだ名)をば。


•嫉妬深い女 → 指食いの女


•浮気の女 → 木枯らしの女


•賢女ぶる女 → ニンニクを食う女


!!!

あまりにも酷いのではありませんか。
でも、これは女性の紫式部が書いたものです。
紫式部日記を読むにつれて、
このようなニックネームを思いつく方かもしれないな、
と、私の嫌味なのか思ってしまいました。

昔こそ、表現の自由があったのかもしれませんね。

また古文を探る旅にでます!


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