以前に書いた、病棟の男友達に読ませて、ふたりで爆笑してしまったラインです。
(参照:ビギナーズ・クラシックス)
源氏(17歳頃)
光源氏は、親友の頭の中将とおきまりの女性品評を始めます。
そこへ女性経験も豊富な論客の左馬の頭と藤式部の氶が加わり、
女性談義に花を咲かせるのですが・・・。
もう、なんとも酷い!
今の世の中もこういう話をしている人達がいるのでしょうか。
男友達と爆笑しつつも、「こえー!」「こわ〜い!」とお互いに大声で言いました。
それが「雨夜の品定め」です。
なにが酷いのか、この品評会もですが、また、その女性達のあだ名。
紫式部という女性が書いたものだから許せる気もしますが、
世が世なら、この表現はどう批評されるのでしょう。
では、つい爆笑してしまった女性3名のニックネーム(あだ名)をば。
•嫉妬深い女 → 指食いの女
•浮気の女 → 木枯らしの女
•賢女ぶる女 → ニンニクを食う女
!!!
あまりにも酷いのではありませんか。
でも、これは女性の紫式部が書いたものです。
紫式部日記を読むにつれて、
このようなニックネームを思いつく方かもしれないな、
と、私の嫌味なのか思ってしまいました。
昔こそ、表現の自由があったのかもしれませんね。
また古文を探る旅にでます!
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