花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

きっと、君も。

2017年10月13日 | 言葉

 

夕方に散歩するのが好きだと言った。

 どこかの誰かの家から

 シャンプーの匂いと、夕ご飯の匂いがするのがいいのだと

 10月には金木犀の香りが夜に似合い

 人々は家路に着く

 そんな安堵の空気を感じたのだろうか

 月の居場所を、探しながら

 どこ行くあてもないまま

 ぶらりと歩いていたようだ。

 時々、夕方に散歩してくる

 そう言って靴を履く、18歳の女の子がいる。


 ~・~・~・~・~

 もう6時も過ぎれば外は暗い。

 夜の長いのは、なんだか安心する。

 生来の臆病なタチが、いつまでも明るく外を照らす太陽の存在が

 どうしようもなく気後れする存在だった頃

 もうそんな感受性も、どこかに置いてきてしまっていて

 鈍く、ぼんやりと季節を過ごしている。

 それでも18歳の女の子が、そんなことを言ったから

 「そうそう、わかる」

 私は、そう言った。


~・~・~・~・~

静かな秋です。

世の中は混沌として、当然、色んな不安も入り混じり

さて、どうしたものか

とか言いながら

日々に紛れて、そこそこの平和を紡ぐ自分の暮らしも

まんざらでもないと思ったりしている。
・・・

選挙もあるけれど

信用できる、信頼できる人に投票したい

どこかに揺るぎ無い正義を持った人

そういう人に一票を入れたい

何を手掛かりに、どうすればいいのか

そんなことを考えています。

 

 
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