天の邪鬼って書くんですよね。
天性の邪気?(天真爛漫とも紙一重のような)
次女は、うんと小さかった頃、「ドア、閉めないでね」と云うと閉める。
「ドア閉めてね」と云うと閉めない。
ひねくれている時期がありました。あまのじゃく~と言われていました。
私は、子どもの頃から母親に。「素直だ、素直だ」と言われて育ちました。
けれど、素直ではないと思っている。
たとえば、書店の全面に置かれている、平積みされている本は、読まない、というより読みたくなくなる。
ベストセラーと言われるものを選ぶことがない(なぜか直木賞作家などの本は誰かから借りて読むこととなる)。
みんながいいと思うものに興味がわかない。
あまりに優しくしてくる人は、距離を置く。
これって、なんなんでしょう?と思うことしばしば。
夫と子どもたちはわかっているだろうなって思います。
人間とはわかりにくいものですね。
誰しもみな、そういうところがあるのではないでしょうか。
札幌に帰った時に会った友人の一人が、「くせのある人好きなんだよね」と云ったのが印象にあって
うん、なんとなくわかる気がする。
最近、そんなことを思います。やっぱり、ひねくれ者ってこと?
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今日は午前中は用事を足しにでかける。
午後は家に一人だったので、DVDを観ることに。
「フリーダ」。
画家、フリーダ・カーロの一生を。
職場の方のおすすめだったので、興味津々で
そして、実際にとても良い映画でした。
非凡であることが芸術を極める人の条件であるかのように
彼女の人生に降りかかる様々なこと。
それを受け入れて、「そのこと」と共に生き抜くということは、その何かを昇華していく作業が必要なのだと。
類まれな才能を持つということは、それをエネルギーとして
一瞬の力に変えることができる人なのだろう。
そうしなければ、内側にこもるエネルギーが強すぎて、生きていくのは困難なのではないか。
表現すること
その意味と強さをしみじみと感じます。
2時間。
長い映画でしたけれど、経過を端折ることがないような
知りたい人にとっては丁寧に作られているという印象をもちました。
・・・
雨ですね。風が強い。台風の影響でしょうか。
雨がザーザー降っています。
今日はレイン・ブーツを買いました。娘たちと共有します。
ゴム製ですけれど、艶があって、エナメルに見える。
履いてみるととても素敵で満足しました。
一家に一足(みんなで、出かける日は足りない?)レイン・ブーツ。今の時代無くてはならないものの一つです。