花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

夜のとばりの向こうに。~G.W.第1日目

2009年05月06日 | 旅するように
 夜に出かける習慣のない私は、夕方5時を過ぎて街中にでると
とても不思議な気持ちになる。
昼間の行きかう人の雰囲気の違いや
煙草やほこり、夜の独特の空気の匂い
待ち合わせに人だかりができて、
どの人のまなざしも夜の向こう側を見てるようだ。
夜は人を無防備にさせる力もある。
ふいに秩序を無くしてしまいそうな、危うげな力も持っている。

家族で食事に出かけるのも
電車を乗り継いでいくことは、稀だ。
連休初日、かねてから行ってみたかった
「ザ・プレミアム」というビュッフェ式でおしゃれな専門店ビルの
上階にあるレストランへ。
あまり広くはない店内には、入り口すぐにたくさんの料理が並んでいる。

キャンドルの灯が日常と切り離す役割を果たすように
やさしく揺れている。

次女は10皿!なんて、食べ過ぎていたけれど
主婦にとっての、こんな時間は時折、いいのかも。
和食も、中華も、イタリアンもフレンチも
普段作らない料理を
誰かが作ってくれる料理を、好きなだけ食べていいだなんて(笑)。

帰り道、ブラブラと夜の三宮を家族で歩く。
楽器店に寄って、夫はボサノブァの楽譜を買っていた。
長女は、セルマーというブランドのサックスを見つけて欲しそうだ。
次女はひたすら、置いてある楽器を自己流で鳴らしていた。

夜のおでかけは、時々でいい。
なんとなくだけれど、私は昼間の人間なのだと・・・
そんな違和感も覚えたからだ。
でも、ビュッフェスタイルって楽しい。
最後に食べる、デザートの種類の多さって心躍る。



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