花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

夜の美術館。~日本画と言葉と~

2015年05月20日 | ひとりの芸術家

先日、仕事が早く終わったので、県立美術館に立ち寄り

「堀文子展」を観てきました。

夜に行くのは初めてです。

7時近くだったのですが、展示室の中には少ないけれど数名来られていましたね。

夜の美術館、いいです。

気持ちも落ち着くし、人も疎らなので、じっくりと見ることができる。

画業80年ということですが

学生時代に書いた自画像から、そして変遷して行く様子、また現在に至るまでが鮮やかでした。

「群れない」「慣れない」「頼らない」

「奢らず、誇らず、羨まず」

凛とした精神、魂から零れ落ちたかのような言葉の数々がまた見る人の心を掴まれます。

「私は、人生の折り返し地点は五十歳。そこからは人にゆずらず 自分の決めた目的に向かって進むしかないと思いました。」

映像もあって、堀文子さんの生き方についての紹介もあり、その人間像に心うたれるものがありました。

女性の方が多いようですが、私が見に行ったときは、若い男女も来られていましたね。

そして、熱心に見入っていました。

もっとじっくりと見たかったのだけれど、

家で次女がひとりで待っている日でしたので

ざ~っと見るだけでしたけれど

夜の美術館の良さを知ることができたので

また行こう!って思っています。

みなさんも週末の夜に美術館に行ってみてはいかがでしょうか。

~・~・~・~・~・~・~・

ブログのタイトルを変えました。

ほぼ毎日更新していましたけれど

書きたいことがある日だけ書く。

そういうスタンスでいこうと思います。

いつも、読んでくださる方々

ありがとうございます。

良い季節をお過ごしくださいませ。

                   lily

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