地味モノ布教アフィリエイト～（笑）

　
ここ２週間ほどの間に、２台のコンパクトデジカメを壊しちゃった自分。
どっちも手から「つるっ」「ぼとっ」と落としちゃったのだ。

方やバイクの整備中に、その様子を撮影していて「つるっ」。
方やちょっとした撮影中に、カメラを構えた手にとまった蚊を叩こうとして「ぼとっ」。

……バカです。(T-T)

２台のうち１台は修理に出す積もりだけど、１台はしばらくお蔵入りにして代替機を物色することにした。

一応仕事として写真を撮ったりもするボクだけど、日常持ち歩くコンパクト機は、あくまでメモ撮り用。高倍率ズームとかマニュアル撮影機能とか、ついつい欲張って選んじゃう自分にブレーキを掛けつつ、今回は「日常性＆歩留まり」がテーマ。

日常性とは。
うっかりものの自分が気の抜けた状態で使っても取り落とさないホールド性。
充電を忘れて出掛けても出先で買った乾電池が使える汎用性。
メモリカードまで忘れちゃうボケっぷりを発揮しても内蔵メモリで何とかなっちゃう可用性。
電池にもメモリーにも鷹揚だから、カバンに放り込みっぱなしになるわけで、そうなっても負担にならない程度の携帯性。

歩留まりとは。
「あっ」と思ったらシャッターを切る。撮れてる。以上。……って感じ（笑）。
ただし、狭いところでも状況が押さえられるって意味で、ワイド側28mmスタートって線は守りたいところ。
とにかく、息を呑む描写力とか、圧倒的な低ノイズとか、そういうものより目の前にある情報を確実に記録すること優先で、とにかく撮れる、何が写ってるのかちゃんと分かる、そういう絵を吐いてくれるカメラを探してみたのだ。敢えて言うなら「ブログ用デジカメ」ってところかな。

そしてもちろん、急な出費だからお財布に優しいヤツね。(^^;)

そんなわけで行き着いたのがニコンの新製品、COOLPIX P50だ。

何て言うか……地味。
でもそれがイイ。

およそカメラマンが選ぶカメラとは思えない低機能モデル（爆）。
メカニカルな絞り機構を持たず、なんとNDフィルタを組み込んだ露出制御とか、それゆえか絞り優先AEさえ不能だとか、電子式（！）手ぶれ補正とか、まぁとにかく、カメラ好きな人ほど眉をひそめそうなコストダウンの工夫が満載（笑）。またこれもコストダウンの一環か、今どきのデジカメにしては小振りとも言える背面液晶。けどそのお陰で逆に今どき珍しくなった光学ファインダーがちゃんと付いてるのはボク好みのポイント。電池の節約にもなるし。視差とか視野率はキョーレツなレベルだけど(^^;)。

でもね、これがとにかく手になじむ。
だから、しっかり構えられる。
画質お構いなしのAUTO感度制御やサイバー感満点（爆）の電子式手ぶれ補正のお陰もあって、すっかり日が短くなったこれからの季節でも、安心して「メモ撮り」できそうな実感がある。

28mmスタートの3.6倍ズーム。単３電池２本で動き、内蔵メモリだけでも最高画質13枚ほどの撮影が可能で、感度は最高ISO2000。そこそこ小さくて、軽い。
発売直後（っていうか、その瞬間）でありながら、さして安くもないヨドバシでも３諭吉をしっかり切るお値段もグー。
（でも実は、この日のお財布は貯まったポイントとカミさんだったりして(^^;)。これがクリプーになるらしい……ありがと）

思えばCOOLPIXもこれで３台目。20世紀には（笑）900、990と回転レンズ（スイバル）式の高級モデルを使ってきたけど、21世紀型エントリーモデルのP50はどんな相棒になってくれるだろうか。

※10/28追記：実際のところ、このデジカメでどんな写真が撮れるんだろうってことで、こちらに画像を用意しました。おヒマでしたらどうぞ。

こんな地味カメラが欲しいよ～んという奇特な方(^^;)は↓へどうぞ。
Nikon デジタルカメラ COOLPIX (クールピクス) P50 COOLPIXP50