FLAIR CLOSSOVER/Tenere700/XLR250R/TRICITY125の11輪生活と雑感たれ流し。
迂回亭新館



 
久々シリーズ第二弾(笑)。
今日はスカラベオの巻。

わが家のスカラベオ200は、いろんな人を虜にしたり、いろんな人との仲を取り持ってくれたりと大活躍なんだけど、現行型の250に比べていろんな意味でプアな部分がある。

エンジンパワーのゆとりはその最たるものだけど、まぁこれはそういうもんだと思えばどうってことのない話。
実際原付一台分、割合にして25%もの排気量差があるんだから当然のことだもんね。

問題はブレーキ。
前後にグリメカ製(これは洋車or旧車ファンじゃないとなかなか知らないかな~)のキャリパー(フロントは片押し2ポット、リヤは対向2ポット)を使ってるスカラベオ200なんだけど、9分9厘がタンデムでの使用になってるわが家では、どうにもこうにも制動力が足りないのだ。
ハッキリ言って全然止まんない。そりゃもうコワイくらい。(^^;)


こちらはリヤキャリパー。カッコはいいんだけど。

一方の現行型250/250GTは、同じグリメカ製ながらフロントが3ポットキャリパーに強化され、同時に前後連動式のインテグラルブレーキになっている。
これが全然別物みたいに効くんだな。
いや、絶対的にハイレベルってわけじゃないんだけど、200のブレーキが効かなすぎって感じ。

スカラベオ250で、今注目のスクーターレース連戦連勝を誇るDGカンパニーzouさんに尋ねてみたところ、こんな返事が。
「125/200旧型はマスター比の問題かレバーの外側を握るとかなりブレーキが効きます。 一度ためしていただいて、「効く様になった」のであればマスターシリンダーの問題です。小指をレバーの一番外にかけるとかけないでは相当効きが違います」
どうやら、石畳や不整路面が多いヨーロッパの道路事情に合わせて、わざと「効かない」または「効かせにくい」ブレーキにしてあるということらしい。
ガツンと効くと、荒れた路面じゃ転けちゃうからだ。

とにかく、ここはアドバイス通りにレバーの大外をガシッと握ってみることに。
「教習所直伝4本掛け! うりゃっ!」 ……ぐぐぐっ。
確かに制動力は増しているのを感じる。さすがDGカンパニー。

とは言え、やっぱりタンデム時の制動力としては不足を隠せない。
第一疲れちゃうし(弱)。

国内ではあまり採用例がないキャリパーだけに、パッド交換で制動力アップってのも難しいだろうしなぁ……。

これまた宿題どすな。ええ。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (くに)
2006-05-20 02:27:46
む~ん、ご飯食べたらそのまま寝ちゃってさっき起きた~。

なんだか、もう眠いんだか眠くないんだかわかんないや。



グリメカ。自転車のブレーキでは結構メジャーですよ。マグラなんかも。

自転車(MTB)も油圧式のディスクブレーキの時代

なんですよ。いや、すごいったら。



しかし、ブレーキが効かないっていや、ウチの

ディグリー号も効かない。

っていうか、なるほど効かないようにしてあるのか(^^;

まあ、確かにダートで、そうガツンと効いても危ないモンね。
 
 
 
コメント (柳暖簾)
2006-05-20 08:55:45
レバーの外側を握ればいいんだったら、マスタ自体をハンドル内側に動かして、自然とレバー外側に握り代が来るようにする、とかBikersStation誌に載っていたような。
 
 
 
まーた(^^;) (単二)
2006-05-20 09:38:46
>柳さん

そういう出来ないこと言うし(笑)

http://image.blog.livedoor.jp/mogmog-onsurvey/imgs/2/4/244471d1.jpg

写真を見ての通り、マスターまわりはがっちり囲われてるんで、動かす余地なんてないんすよ。スクーターだけに。(^^;)

こうしてみると小僧仕様のバーハン付きビクスクにも、そういうところをいじれるという利点はあるんだな~と思ったり。



>くにさん

おお。そっか。自転車の世界ではメジャーなのね>グリメカ

だからバイクじゃ効かないのか(違)
 
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