花も嵐も踏み越えて。

今日は訳あって八王子西部の病院へ。
その道すがら、時間調整のためR2のタイヤ交換を行う。

走行16534km（つってもこの間2000kmくらいは冬タイヤ）で、残溝も3mm強ってところまで使い込んできたので、秋の長雨の季節を迎えて交換に踏み切ったってわけ。

標準装着の夏タイヤはOEM専用のブリヂストンRE080ポテンザ。
ポテンザって名前だけにグリップはそこそこあるんだけど、いかんせん乗り味が硬いのと、「どんだけー！」的な細さが問題。

155/60R15っていうこのサイズ、ほとんど銘柄選択の余地がない（ブリヂストン・Playzの他には、トーヨーのTEOプラスくらいかなぁ）のも悩みだ。

このところいくつかのショップで物色していたのだけれど、このサイズの店頭在庫はゼロ。今日、たまたま通りかかったこの店でも、それは同じだった。

そこでサイズ変更を模索。

ワンサイズ幅広の165の場合、扁平率を純正の60から55に変更することでタイヤ外径は4mm差と誤差の範囲まで持ち込める。……というわけで、今回は165/55R15を履いてみることに。165の場合、標準リム幅は5インチだけど、4.5インチリムの純正アルミも許容範囲なので問題はないハズ。

お次は銘柄選択だ。

このお店はブリヂストン直営のタイヤ館だったので、当然ながらブリヂストンのラインナップから選ぶことになる。在庫があるのは、PlayzとB'STYLE EX、そしてSneakerの３種。Sneakerは廉価版の下駄履きタイヤだから、スーチャー付きの我がR2だとちょっとばかり荷が重い。となると前２者のどちらかってことになる。

今さかんにCMを打って、ブリヂストン的に「ウリ」なのはPlayzの方だ。
「楽ドラ」（楽チンドライブ？）という、ちょっと軟派なフレーズでアピールしてるけど、ま、メーカーが言うにはB'STYLEよりもちょっと格上、ということになってるみたい。価格差はこの店の場合４本で3000円ほど。ううむ。

身の回りのR2乗りによればPlayzの評判は結構イイんだけど、個人的にはどうもあのトレッドパターンが好きになれない。これは好みの問題だから仕方ないよね。

てなわけで、結果的にはB'STYLEを選択。B'STYLEには軽自動車専用を謳ったものもあるんだけど、これには55扁平がないので今回は却下。いわゆるフツーのB'STYLE EXを選んだわけだ。

好みのパターンで、しかもわずかとはいえ安いんだから、まぁ正解でしょ。(^^;)


じゃーん。装着完了！

55扁平だとサイドウォールの形状もリムガード（リムを保護するようなツライチ形状）になるんで、それだけでも純正よかカッコイイですな。
ていねい作業のタイヤ館だけに、装着後はしっかり車体との干渉もチェックしてくれたけど問題なし。フェンダーからのハミ出しもないから車検もバッチリね。(^^)

今日のところはまだ皮むき中だけど、第一印象は良好そのもの。
路面への当たりは柔らかくて、ねっとりした接地感がある。
ハンドリングの軽快感が少し薄れた代わりに、オンザレール感覚とでも言おうか、ともかく挙動がしっとり安定。静粛性も乗り心地もOEMポテンザとは大違いだ。
敢えて言うならMXタイヤをトライアルタイヤに履き替えた感じ？（違）

悔しいけどやっぱスゴイよブリヂストン（純正もブリヂストンだったけどね）。
おめでとうケーシー！(T-T)/

ともあれ、しばらくはコイツと付き合ってみよう。
願わくば、ツライこと苦しいことも、このタイヤで乗り越えられますように。(-人-)