FLAIR CLOSSOVER/Tenere700/XLR250R/TRICITY125の11輪生活と雑感たれ流し。
迂回亭新館




言わずと知れたイタリアの世界的カロッツェリア・ピニンファリーナ総帥の訃報がもたらされたのはつい先日のこと。

享年51との知らせに、「若くして亡くなったんだなぁ」とは感じたものの、それ以上の興味を持たずにいた。

ところが、某自動車系サイトにこんな記事が。

なんと、その死因は交通事故であり、それはピニンファリーナ氏自身が操るヴェスパGT60と、高齢の男性が運転する乗用車との衝突だったというのだ。

これほどの地位にいる人物が、自らスクーターを駆って通勤していたという事実。
結末はあまりに悲しむべきものだが、その事実は、イタリアという国、そこに住む人々がいかにバイクを、クルマを愛してきたかを物語っているかのように思われた。

モータースポーツを血肉とする国で起きた悲劇。
悲しい出来事ながら、それすら美しいエピソードに感じられてしまうのは、この国の魔力のなせるわざなのだろうか。

ともあれ今は、合掌。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (Potts)
2008-08-20 13:05:50
私も先日その記事を読んで驚きました。
まさかスクーターに乗っている時の事故だったとは。

ピニンファリーナ氏にしろ、ポールフレール氏にしろ、
(PF先生の場合は事故ではありませんが)
いろいろな意味で、
「どんな大御所でも人間だったんだなぁ」
と、当たり前のことを新たに知った次第。

合掌です。
 
 
 
人間っていいな((C)まんが日本昔ばなし) (単二)
2008-08-21 22:32:01
>Pottsさん
同じ人間だからこそ、その偉大さが身に染みるんですよね。
相手が宇宙人だったら、引くだけだもんなぁ(^^;)
ダメ人間な自分ですが、スゴイ人を妬むのじゃなく、ちょっとでも見習って生きていきたいです。
 
 
 
Unknown (SJ)
2008-08-23 01:56:29
新聞の片隅に、小さくあった記事を見ました。
こんな経緯だったんですね。ご冥福を祈りたいと思います。
しかし、仰るように、日本じゃ考えられないこと。交差点では、人差し指を目頭に押し付ける仕草が絶えない あの国の道を、自ら走っていたのですね。

内容から、この記事のコメントに書くのも何ですが、お誕生日おめでとうございます。
 
 
 
感謝の気持ちで (単二)
2008-08-23 16:48:46
>SJさん
どうもありがとうございまーす(^^)ノ
また歳食っちゃいました。おいしくないよぅ(爆)
でも、こうして祝ってくださる方がいる人生は有難いと心から思います。
さぁまた今日から、頑張るぞ-!
 
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