言わずと知れたイタリアの世界的カロッツェリア・ピニンファリーナ総帥の訃報がもたらされたのはつい先日のこと。
享年51との知らせに、「若くして亡くなったんだなぁ」とは感じたものの、それ以上の興味を持たずにいた。
ところが、某自動車系サイトにこんな記事が。
なんと、その死因は交通事故であり、それはピニンファリーナ氏自身が操るヴェスパGT60と、高齢の男性が運転する乗用車との衝突だったというのだ。
これほどの地位にいる人物が、自らスクーターを駆って通勤していたという事実。
結末はあまりに悲しむべきものだが、その事実は、イタリアという国、そこに住む人々がいかにバイクを、クルマを愛してきたかを物語っているかのように思われた。
モータースポーツを血肉とする国で起きた悲劇。
悲しい出来事ながら、それすら美しいエピソードに感じられてしまうのは、この国の魔力のなせるわざなのだろうか。
ともあれ今は、合掌。
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まさかスクーターに乗っている時の事故だったとは。
ピニンファリーナ氏にしろ、ポールフレール氏にしろ、
(PF先生の場合は事故ではありませんが)
いろいろな意味で、
「どんな大御所でも人間だったんだなぁ」
と、当たり前のことを新たに知った次第。
合掌です。
同じ人間だからこそ、その偉大さが身に染みるんですよね。
相手が宇宙人だったら、引くだけだもんなぁ(^^;)
ダメ人間な自分ですが、スゴイ人を妬むのじゃなく、ちょっとでも見習って生きていきたいです。
こんな経緯だったんですね。ご冥福を祈りたいと思います。
しかし、仰るように、日本じゃ考えられないこと。交差点では、人差し指を目頭に押し付ける仕草が絶えない あの国の道を、自ら走っていたのですね。
内容から、この記事のコメントに書くのも何ですが、お誕生日おめでとうございます。
どうもありがとうございまーす(^^)ノ
また歳食っちゃいました。おいしくないよぅ(爆)
でも、こうして祝ってくださる方がいる人生は有難いと心から思います。
さぁまた今日から、頑張るぞ-!