懐かしくも清々しい佇まいのこのバイク、おなじみスーパーカブの初代モデル・C100だ。つい先日の取材で目にしたこの車両もみずみずしいオーラを放っていて、現行モデルよりもはるかにモダンなデザインには惚れ惚れさせられた。
日本はもとより世界中で親しまれているこのカブが、1958年のC100発売から今年で誕生50周年を迎えた。ホンダでも50周年記念車を発売するなど、アニバーサリーの年は祝福に満ちているかのようだ。
一方、今年同じく50歳を迎えるものが2つある。
一つは日本製プラモデル。カブと同じく1958年に発売された原潜(!)ノーチラス号の1/300モデルが記念すべき国産プラモの第1号。以来、素晴らしい発展を遂げた国産プラモデルは、今や世界に冠たる文化産業となっているのは周知の通り。
(ちなみに「プラスチックモデル」は一般名詞、「プラモデル」は登録商標なんだって。知ってた?)
そしてもう一つが、インスタントラーメンだ。日清食品のチキンラーメンが生まれたのも、やはり1958年のこと。カブ同様、日本に生まれて世界の人に愛されるようになった存在が、この年に誕生していたわけだ。
日本人が、胸を張って世界に誇れるこれらの存在が、揃って齢五十を迎える今年は、何か暗示的なモノを感じさせる。懐古でもなく楽観でもなく、さりとて悲観でもなく、来し方を省み、行く末に思いをはせるべきなのが今年なのかもしれないとボクは思う。
これまでの50年とこれからの50年は、きっとまったく違ったものになるだろう。
それを受け容れ、自分の手で足で明日を拓いて行けますように。
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でもうちの行灯カブも昭和の香りいっぱいですよー笑
もう38年選手ですが、活躍していますね。
やっぱり那須でプラモ話に激しく喰いついていたのは
フェイクじゃなかったのね(笑
次の50年は、なんていうタイトルを付けるか ですね。
昭和33年ですね
プラモかあ
小学生の頃はよく作ったなあ
ところで、プラモデルという登録商標はどこが持っているのでしょうね~。やっぱり、○ミヤ?それとも、意外なところなのでしょうか?これも知りませんでした。
行灯カブお持ちでしたね。ウチにもカブ1台欲しいなぁ(笑)
>怪どん
えー。ボクまだ子どもだしぃ(爆)
>SJさん
名前は後から付いてくるので、いい名前が付くような世の中を作れるかどうか、ですよね。
>ガマびんさん
そうなんですよね~>東京タワー
でもあれは、今となっては世界に誇れるほどのインパクトがないのがちと悲しいです。(^^;)
>あきさん
商標は、日本プラモデル工業協同組合が所有してるんだそうですよ。