火曜日の出張取材先だったバイク店で見かけたお客さんのバイクに目がくぎ付け。
こ、これは……!
いきなり答えを書いちゃうと、これ、実はヤマハSRX250Fをベースにしたドゥカティ・パンタF1レプリカなのだ。
その昔(1980年代半ば)、ドゥカティはまだほとんどのライダーにとって憧れの対象でしかなかった(今もそうだけど)。そんな中、リーズナブルな国産車をベースに、外装をドゥカティ風にカスタムすることが一つの流行になっていたのだった。
こういうモノを作らせると日本人は凄い。
250cc単気筒という、およそドカには存在し得ないベース車ながら、その丸パイプフレームをうまく生かして、同時に極めて精度の高いカウリングを製作、フィットさせている。「250 F1」なんてロゴも泣かせるところだ(ホンモノには750 F1と書かれてる)。
こちらは前から見たところ。
これまたホンモノとは似て非なるハーフカウルだけど、これはSRXの純正カウルをベースに上部をカスタム形状にしたもののようだ。
スクリーンの形状を「パンタ風」にすることで、うまく雰囲気を出してるなぁとまた感心。フロントフェンダーのホンモノを思わせるスリットがあしらわれたり、フロントフォークも赤く塗装した上でマルゾッキのロゴが入るなど、とにかく芸が細かい。いい仕事してますな~♪
ところで、このバイクを遠目に見て、すぐさまSRXだと分かったのは昔雑誌で見たこの写真が記憶にあったからだ(引用掲載。問題あれば削除します~m(__)m)。
同じくSRXベースのパンタF1レプリカ。こちらはフルカウル版。
マフラーもコンチ風のオリジナルになってたりと力入ってるけど、細部については今回の車両の方が緻密な感じ。
こういう「マネっこ」レプリカって本当はあまり好きじゃないんだけど、ここまで丁寧に作り込まれてると、純粋に感動してしまうなぁ。
ホンモノと同じVツインってことで、VT250をベースにしたドゥカティレプリカもあったんだけれど、ムードはこのSRXの方が出ていたように記憶している。同じデザインコンシャスなブランドとして、ヤマハ車ってのはイタリア好きをそそるものを持ってるのかもね。
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自動2輪免許を取って初めて買った250ccのバイク
嬉しくて、納車当日のことは、今でも鮮明に覚えています。
で、次の日からすぐテント持ってツーリングと。
あの夏からそのまま22年過ぎてしまいました。
http://carview-img3.bmcdn.jp/carlife/images/UserCarPhoto/326944/p2.jpg
おかやんさんもSRX乗りだったんですね!
僕のファーストバイクの候補は、このSRXとホンダCBX250RSだったんですが、結局は図体とお財布にあわせてオフ車のXLRになってしまったのでした。
男はずーっと初恋を忘れられないものなんですよねぇ。(^^;)
読み進んでみて「やっぱり(^^)」
オリジナルのシルエットが残っているとやっぱりダメっす~(笑) こう、やるならとことん(笑)
...いや、そこまでお金かけるぐらいならオリジナル買うんでしょうけど(^^;)
ドゥカティだけでなくBSAやAJS、ノートンといったレプリカも有りましたね。
ZⅡベースのMVレプリカも見たこと有りますが、今はもうそんなのなかなか見ないです。
とことんやるのも昔はなかなか大変な時代だったと思います。