先日、仕事で出掛けた渋谷区神南(笑)放送センター局内廊下にて発見。
なんともスマートでシックなトールボーイデザインのフラットスピーカーだ。
使用されているユニットやエンクロージャー形式は不明。ただ、見ての通り薄い。本体の奥行きは目測およそ10センチ内外。デザイン等から年代的には昭和40年代前後のものに見えるので、当時としては別格の薄さじゃなかろうか。
本体上部の操作パネルには、パイロットランプと入力切り替え等のスイッチ。2系統のライン入力に加えて、なぜかFMと書かれている。チューナーが内蔵されているようには見えなかったので、局内でライン配信したFM番組内容のモニターにでも使われていたのかもしれない。
壁面に設置されたキヤノンコネクタと接続されているあたりがプロ仕様っぽくて、これまたそそる。
フロントのサランネット下部には「MITSUBISHI ELECTRIC」の文字が。
三菱と言えば2S-305など、放送局用に多くの名作スピーカーをダイヤトーンブランドで作っていたことが有名だけど、これは三菱ブランドで、しかもボク的にはこれまでまったく見たことのない一品だ。
音を聴いてみたかったけど、残念ながら今回その機会はなし。
でも、見ただけで胸トキメク瞬間だったなぁ。
格調高い……というか、作り手のプライドみたいなものを感じる機械だったよ。
……さて、明日からはカミさんとツーリングへ。
暑さ、渋滞ともヘビー級のお盆。さてどうなることやら……(^^;)
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