見るからに時代を感じさせるこのグリップ。
エンドキャップもない非貫通型ながら、グリップエンドには直径5mmほどの穴が空いていて、それが一層みすぼらしさを助長するんだなこれが。
てなわけで、イマドキ風味のグリップへ交換を決意。
貫通型のグリップラバーに交換して、格好いいエンドキャップなんか付けちゃおうという計画だ。
とーこーろーが。
これが「ちょい古旧車」のオソロシイところ。
ハンドルバーの中に何やら餡がつまってるんだなこれが。
どうやらバランスウェイト効果か何かを狙って溶接されているらしい。
このまんまじゃグリップエンド装着不能。全然格好良くならないよ(涙)。
やむを得ず毎度おなじみ大将に泣きつく。
結論としてはドリルで穴を開け、そこにタップでネジを切ってグリップエンドの固定ボルトを締め込もうという作戦に。
早速作業開始。すると初っぱなから想定外の事態が。
くたびれきったグリップを抜き取ると、イマドキのバイクじゃ見たことの無いような突起付きスロットルホルダーが出現。
取り外したグリップ側にも、突起と噛み合う凹部があったりして。
もちろん今回装着する新品グリップにはこんな凹凸なんてありゃしないので、継続使用するスロットルホルダー側の突起をグラインダーで落としちゃうことに。
ぎゅいーーーーん♪
で、いよいよ敵の本命、ハンドルバー内の「鼻づまり」と対決。
ここは男らしくドリルで一発勝負だ。
今度は手強いゾ。ぎゅいーーーーーーーーーーーん♪
「ハナクソ」は思いの外巨大で、延々10cm以上をドリルで掘り進むことに。
苦闘の末に無事貫通。パチパチ♪
ところが好事魔多し。本当の困難はこの先にあった!
タップでネジ山を切り、無事にスロットル側のグリップ及びグリップエンドを装着したのもつかの間、左側のグリップエンド装着中にそれは発生。名手大将をして、せっかく切ったネジ山をねじ切っちゃったのであーる。嗚呼無情。
結局のところ、ネジ山切り作戦は断念。改めて穴ぼこ部に固定用のナットを溶接固定し、ここに固定ボルトを締め込むことになった。犠牲になったボルトの代替品を手配する間、数日を要することになったけど、大将も人間なんだなー(当たり前)と却ってホッとしてみたり(笑)。
ともあれ……
無事におニューグリップ&グリップエンドを装着完了。
手に触れる部分を新調すると、なんだかバイク自体が新しくなったみたいでイイ気分♪
次回は足に触れる部分のココロだ~(笑)
| Trackback ( 0 )
|
自分も見事に嵌まりました!!(泣)
古くなったグリップをカッターで切ってしまってから・・・(硬直)
と、取り返しのつかない事をしてしまったと気づいて・・・
仕方なく、新品を取り寄せようとしたらメーカー在庫ゼロと言われ(泣崩)。
でも1ヵ月半後にグリップASSYの新品が、何処からとも無く入荷してくれたので助かった滝汗モノの記憶が!!
おかげでナカムラさんのハトサブレ号のグリップは、妙に新しかったりします!(笑)
そ、そうでしたか~(^^;)
あれには参っちゃいますよねホント。
鳩サブレ号はとかくいろんなところが綺麗だなぁと思っていたんですが、前オーナーの愛情のたまものだったんですね。
現オーナーにももっと愛せとハッパかけてあげてください(笑
)
エンドキャップ付いてるといいですよねー。
知り合いの車屋さんが一段落しないと銀バッタ見てもらえないので だましだまし走行中です(^^ゞ
と思ったら、ちゃんとグリップエンドついてる。
最初からそうだったような?
あれ?違ったっけ??
でも、ウチに来た時ハンドルは曲がっていたので
交換したけど・・。
グリップ、柔らかいからその時交換したんだろうな。
グリップエンドは~~ん~記憶がないから
きっと初めからついていたんだろうな・・。
ここまで書いて、パーツリストを見ればいいことの気づきました。笑
ハイ、CSはもとからグリップエンドついてました。笑
エンドキャップがあっても、引っかかるときは引っかかる気がしますが……無いよりマシですかね(苦笑)
>ねこさん
手がかかってる……のかなこれは。(^^;)
いたわってあげてね>銀バッタくん
>くにさん
わざわざパーツリストまで調べてくれてありがとう(笑)
やっぱシングルだから振動対策なのかもね。