というわけで、クラッチ整備のつもりが意外な重症にて入院となっていた我がスカラベオ。
日本一アプリリアに力入ってるんじゃないかというDGカンパニーさんのご尽力で、ようやく帰還とあいなった。
結局のところ、ラジエター内部の水路が何らかの異物でふさがれていたのが原因のオーバーヒートということで、本来この異物がどこから来たものかまで追求したかったのだけれども、時間と予算の関係もあって今回はズバリ、ラジエターの総取っ替えという荒療治にて解決を目指したという次第。
新品ラジエターは結構なお値段らしいとのことで、たまたま店にあった(そんな店DGさんくらいだよ!(^^;))というスカラベオ250用中古ラジエターに換装。200用に比べるとコア段数も若干増えて、冷却効果アップも期待できちゃうというオマケ付きだ。
本来の目的だったクラッチについては、ベルトやローラー等まだ使えそうということで、スプリングのみを交換。とは言え常にタンデムで酷使しているため、純正品ではなくマロッシ製の強化スプリングにリプレイスした。これでクラッチミートはより高回転側で行われるようになるので、燃費等は少々犠牲になるかもしれないけれど、発進加速等は多少なりとも向上するかなと思ったり。
ついでに少々息付きグセのあったスロットルも、キャブをリセッティングしてもらうことで快調に。いや~ホントにお世話になりました。m(__)m
てなわけでゴキゲンな気分で帰路へ。
すべてにおいて滑らかになった走り味に、ヘルメットの中も思わず笑顔。
ところが……
帰宅して念のためにと点検したクーラントのリザーバタンクは何とスッカラカン!
すわ再発か!と高鳴る動悸を押さえつつ、穴倉から掘り出したLLCを補充して様子を見ることにした。
このてんまつをお店にメールで知らせるや、店長さんから丁寧な電話をいただき、冷却系内のエア抜きが一度では完全にできないので、その分が目減りした可能性ありとのこと。補充後大きな減りがなければ問題ないでしょうとのコメントに一安心。
で、今日もチョイノリ程度にコイツを持ち出したんだけれども……
走り終わるとまた減ってる……で、再補充。
車体下に漏れている形跡とかはないんだけどなぁ。
水温も極端に上がったりってことはないし。
今度こそこれでエア抜きが終わったと思いたい。
しばらくは要経過観察ってことで。はい。(^^;)
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