嵐の前の

　
来ましたねぇ。７月に似つかわしくない大型台風。
連休の予定がメチャクチャになったり、お構いなしに出掛けたりと、いろんなお友達がいますが（笑）、ボクはというとひきこもり気味。体調もイマイチだしね。

というわけで、今日はこんなネタで。
『愛用してるグローブのお話』

ボクは、手自体もそれなりに大きいけど、どうも指が（特に小指や薬指が）長いらしくて、なかなかしっくりとくるグローブが見つからないのが悩みだ。
もひとつオマケに、腕自体も長いので、往々にしてジャケットの袖丈が足りず、グローブをしてても手首が日に当たってしまって、みっともなくリストバンド風の日焼けができてしまうこともしばしば。よって原則的にロングタイプのグローブが理想ってこになる。

……という具合に、いつもいつも試行錯誤を繰り返しながら、果てしないグローブ探しを続けているって感じなのだ。

そんな中、今愛用しているグローブたちは、相当満足度（＝フィット度）の高いラインナップになってきた。あくまでボクの話だから、読んでくださる皆さんに役立つかどうかは別の問題なんだけど、とりあえずご紹介してみよう。

まずはこれからの季節に活躍する夏用グローブがこれ。


SPIDIのパンチングレザー製グローブだ。

ヨーロッパ製品だけに、指の長さも国産より長めなのがありがたい。
（それでもまだ小指が突っ張っちゃうんだけど(^^;)）
写真じゃ分かりにくいんだけど、広範なパンチングメッシュと、手首部分のプロテクター兼用エアアウトレットが効果的で、プロテクション性が高いのに、風の流れがハッキリ感じられるほどの通気性があって、夏場に最適な仕上がりになっている。ハードプロテクションゆえに見た目暑苦しいデザインが何点と言えば難点かも。(^^;)

お次は正反対の冬期用。


こちらも同じくSPIDI製のウィンターグローブだ。

上記の夏用と同じく、しっかりしたプロテクションはもちろん、保温性の高い新素材系の中綿がたっぷりおごられているので冬でも暖か。中綿のおごり具合と操作性を、いいポイントでバランスさせているのがお気に入りの理由だ。もちろん、手形的にもボクに合っている（つまり、やっぱり小指はちょいとキツイのだけど(^^;)）。

春秋用に今年購入したニューグローブはこちら。


目下人気上昇中のブランド・HYOD製のレザーグローブだ。

シンプルなデザインと丁寧な縫製、高い品質感は正に大人の逸品。
操作性の高さは見た目通りで、しかも手形のフィット感はボクにとって現在最高レベルにある。いやこれサイコーです♪

お次は変わり種のレイングローブ。


アウトドア用品ブランド・コロンビアのGORETEX製グローブだ。

実はこれ、脱着式のフリース製インナーグローブとセットになったグローブで、別に全然バイク用とかではないんだけれど、ゆったりとした作りと高い操作性、そしてGORETEXならではの防水透湿製がバツグンの快適性を生み出している。手首のワンタッチストラップと、カーフ部分のドローコードで雨風の進入をシャットアウトできるあたり、老舗アウトドアブランドの本領を見る思いだ。思えばインナーグローブってほとんど使ってないな。使えば冬用としても十分行けそう。次の冬には試してみよう。

レイングローブも散々試行錯誤してきて、以前はネオプレーンゴム製の一体成形ものを使ってみたこともあるけれど、あれは防水性と引き替えに、手がかく汗の水分も一切排出できなかったことから、結局自分の汗でグローブ内がびしょびしょになるという悲しいオチがついていた。昔と違って優れた製品が本当に多くなったバイク用品だけど、場合によってはバイク用にこだわらない方がいいものもあるみたいな気がするなぁ。

最後にオマケ。


GW SPORT製のオフロード用メッシュグローブ。

こちらは原則を曲げてショートタイプのグローブだけど、気軽さが欲しいシーンもやっぱりあるもので、そういうときに使っている。もちろん、スタンディングが多くなるオフ車乗車時にも手首の自由度が高いショートグローブは有難い。くれぐれも手首の日焼けに注意しながら使っていこうと思う。

そうそう、ひとつ発見。どうやらボクはグローブのベルクロが手首の内側に来るタイプが好きみたいだ。女の子の好みとグローブの好みは、なかなか自分じゃ分からないもんだよねぇ（爆）。