入院中の、ひと月ほどは面会もできず、携帯も禁止。
その後徐々に面会が始まり、週末の外泊を何度か重ねて、長男は退院してきました。寒い2月から3ヶ月、季節は春です。
双極性障害の躁状態を発症すると、落ち着くまで最低3ヶ月が今までの経験からするとかかりました。長いです。
この病気は、再発します。完治はなかなか難しいので、発症しない様に管理するのが重要だと思います。
躁の前触れは、長男の場合、多弁、昔の友人に急に連絡をとる、金遣いが荒くなる、などいろいろありますが、1番手に追えなくなることは、攻撃的になること。
躁状態になると、長男は私を責めます。私のせいでこうなった、昔のわたしの行動を非難します。
親の言うことも聞きません。病気だからとは言え、かなり辛い状況になります。
あの、生まれてから可愛い、可愛いと育てた我が子を、私は何度も死んで欲しいとまで思ったこともあります。そんな母親がいるでしょうか。
こんな病気が無ければと思いますが、双極性障害は100人に1人の割合で発症する病気です。一粒飲んだら、治ってしまう魔法の薬ができたらいいなあ、と、これは、どの病気でも同じですが、思います。