新型コロナウイルスにより、生活や子どもたちの取り巻く環境が変わり、日々いろいろなことに向き合う毎日をお過ごしかと思います。
刈谷市民団体のリトルハウスとして、子どもや地域の居場所作りを考えているものとしては、人と繋がれないことが、とても苦しく思っています。
それと同時に、コロナにかかってしまったら…と命を守ることは大事なのですが、子どもたちの遊びが制限されることで、心の育ちにどのような影響がでるのか、とても心配に思っています。
子どもたちは、息をすること、食べることと同じように、『遊び』が必要です。遊びをなくすと、心が死んでしまいます。子どもだけでなく、大人も生きていく上で、余暇活動は必要ですよね。子どもたちは、群れて、遊んで、心も身体も友だちとぶつかり合いながら、育っていくものです。『遊び』は、子どもたちの栄養そのものである、ということを思うと、この状況で、どう遊ぶことを守っていけるのか、子どもは重症化する率は少ないとは言われていますが、持病のある方や高齢者の方、重症や死に至ってしまう人と共存していることを踏まえると、今までのように「一緒にあそぼー!!!」と、言えない事態であると思い、活動開催をすることは、とても慎重になります。
そしてなにより、私がよさみプレーパーク・ちいさなお庭や森のようちえん「こそあどの森」の活動を行うきっかけであった、出産と育児。
我が子と日々家で二人きり、子どもは訳も分からず泣くし、困らせるし、家事は思ったようにできないし、公園に行っても誰かと話すわけでもないし、ママ友できないし…気が狂いそう!と、自分を追い詰めて苦しかった日々。
そんな日々を経て、活動を始めて、何をするわけでもないけど、いつもここにいれば誰かいる!ちょっと、子どもから離れて、お喋りできる、という子どもだけでなく、お母さんの場所を作りたかったのです。
今、外出自粛やコロナが怖い、という過度な恐怖心で、私が経験したような苦しさよりも、さらに孤立している乳幼児を抱えるママさんがたくさんいるんじゃないかな、ととても心配に思っています。
子育ては、一人じゃなくて、みんなですると楽しいよ!外だと、気持ちもリラックスして、怒らず、「ま。いいか!」ってなるよ。誰かと話すだけで、スッキリするよ!
やらなきゃいけないことなんて、ないよ!子どもは、自分で育つ力をもっているから!
いつきても、いつ帰ってもいいよ、だって、子どものペースに合わせてたら、時間通りになんていかないもんだから、大丈夫!
って、寄り添ってあげられる場所、人でありたいな、と思っております。
私自身、どうしたらいいのか、経験したことないことに戸惑い、判断、決断することがなかなかできずにいました。
活動をすることで、子どもたちやお母さんたちに、「ああしてください、これはだめです。距離とってください。」と、規制したり強要することが多くなるなら、やらない方がいい。と。
子どもたちは、隙間を見つけて遊ぶ生き物です。大人や社会の目が厳しいと、できません。なら、隙間で遊ぶ子どもたちが、大人の目をくぐりぬけて、遊んでいる方が幸せだな、と。
そんなことを考えながら、9月になりました。
今後、世の中がどうなっていくかは分かりませんが、感染防止対策をしつつ、活動を再開していこうと思います。
疑問に思うことがあったり、これはどうなんだろう?と思うことも、多々あると思うので、そこにいる人たちみんなで考え、居場所作り、仲間作りをやっていきたいなと思っています。
ルールは自分たちで決めることができ、変えることができる、ということ、この場をより良いものにしたいと思ったら、みんなで考えることをやめない、ということを常に頭に置いていたいと思います。
どうやったら、やれるのかな?という前向きなことや、友だちや仲間と「楽しいね!」「かなしいね…」と『共感』していくこと、体験していくことは、バーチャルな世界では絶対できません。
やれることは少ないかもしれないけれど、子どもたちの成長、育ちは待ってはくれません。
エリクソンの発達段階があるように、その時期に、必要なこと、獲得していくことが人間にはあります。
私が幼児期の分野にいるのには、吸収することがとても大きい時期だからです。学童期に入るまでに、学びたい、やりたい!という意欲・意思が持てる子に育ってほしいと思っているのです。
そのためには、幼児期は知識ではなく、遊び、体験・共感が必要です。なぜなら、「遊ぶこと」は、「遊びたい!」という自発的な気持ちがないと、遊ばないからです。
遊びをどんどん見つける力は、今後の意欲につながります。
やらされた課題、やりなさいと言われた遊びではなく、「遊びたい!」です。
それが、人生で何かやりたい!ことが見つかった時に、人生を切り開く力に繋がっていきます。
想像力・創造力です。
知識は、学童期以降からでも大丈夫。
遊びを通して、自分の身体の使い方を知り、人とのコミュニケーションを学び、外に出て季節を感じ、生き物や植物・自然の不思議さに触れ、体感として獲得する。
何もないところ、石ころ、葉っぱ、棒から、創造力を働かせて遊ぶ、ごっこ遊びをする、生活している大人の姿を真似する、楽しいことを見つけ出していく。
難しい言葉で言うと、「非認知能力」と、よく言われています。ここが、幼児期に大事なんです。
目に見える成果がないから、大人は不安になりますが、たくさん遊ぶことで獲得していきます。
もちろん、小学生にも中学生にも高校生にも遊びは大事!何一つ、無駄なことはないのです。
勉強は成果が見えるけど、遊びには成果が見えないから、大人は不安になるんです。遊んでばかりいて…と。
でも、子どもは、自分の成長のためにしているのです。そう思うと、2歳児がトイレットペーパーをひたすら出されても…安いおもちゃだと思って納得。
ずっと、やり続けるわけではないですから。。今だけ。
「手がこんなに動くようになったんだ!ワーイ!楽しー」と、言ったところでしょうか(笑)
「子ども」は、大人とは違う存在で、「子ども時代」を生きていることを、子育てしているみなさんや子どもに関わる大人に知ってもらいたいですね。
大人の世界の枠に、子どもをはめることは無理なんですよーと。だから、理解することが大事なのです。
そんな発信も、していきたいですね。
さて、前置きが長くなりました。
今後の予定です。
とりあえず、日程チェック!
感染防止の対策をし、みなさんにも協力をしてもらいながら、再開していきます。
子どもは、どうしても密になります。そのことを理解していただき、来て下さいね。
【プレーパーク・ちいさなお庭での対策】
●名簿記入
●非接触型体温計での検温
●手の除菌
●プールは無し。一人で入れるたらいにし、距離をあける。(暑い時期)
●泡石鹸での手洗いのお願い
●道具の除菌
●食べ物のシェアはしない
●シートを使う時は、広く使う
●発熱、咳、体調がすぐれない時は参加を遠慮してもらう。
☆一つ、決めている事があります。
●子どものマスクの着用は、強制しません。
小さい子がマスクをすることは難しい。熱中症が心配。外の環境であること。
ご理解ください。
第2派が来て、また中止にすることもあることをご理解下さい。
詳細は、別案内を出します。
① 【よさみプレーパークのちびちゃん版 『ちいさなお庭』】
9月10日(木)10時30分~14時
以後、毎週木曜日 活動再開
② 【森のようちえん『こそあどの森』親子組 2019年度『森へ行こう』9月から開始】
○プレ体験:9/16(水)、 9/23(水)
10:30~13時
○活動開始:9/30(水)から毎週水曜日~3月まで通年の活動。
○メンバー固定の親子の森散歩 定員10組
参加希望の方は、必ず、プレ体験に1回は参加してください。
【よさみプレーパーク】
9月は中止。様子見て開催を検討中。
【森のようちえん『こそあどの森』】
6月末から活動開始。
2021年度、園児募集開始。入園説明会を近日中に開催予定。
活動体験、随時。
各活動の詳細は、随時出していきます。
参加の判断は、各家庭でお願いします。
みなさんにお会いできることを楽しみにしています。
刈谷市民活動団体 リトルハウス
塚本エミ
刈谷市民団体のリトルハウスとして、子どもや地域の居場所作りを考えているものとしては、人と繋がれないことが、とても苦しく思っています。
それと同時に、コロナにかかってしまったら…と命を守ることは大事なのですが、子どもたちの遊びが制限されることで、心の育ちにどのような影響がでるのか、とても心配に思っています。
子どもたちは、息をすること、食べることと同じように、『遊び』が必要です。遊びをなくすと、心が死んでしまいます。子どもだけでなく、大人も生きていく上で、余暇活動は必要ですよね。子どもたちは、群れて、遊んで、心も身体も友だちとぶつかり合いながら、育っていくものです。『遊び』は、子どもたちの栄養そのものである、ということを思うと、この状況で、どう遊ぶことを守っていけるのか、子どもは重症化する率は少ないとは言われていますが、持病のある方や高齢者の方、重症や死に至ってしまう人と共存していることを踏まえると、今までのように「一緒にあそぼー!!!」と、言えない事態であると思い、活動開催をすることは、とても慎重になります。
そしてなにより、私がよさみプレーパーク・ちいさなお庭や森のようちえん「こそあどの森」の活動を行うきっかけであった、出産と育児。
我が子と日々家で二人きり、子どもは訳も分からず泣くし、困らせるし、家事は思ったようにできないし、公園に行っても誰かと話すわけでもないし、ママ友できないし…気が狂いそう!と、自分を追い詰めて苦しかった日々。
そんな日々を経て、活動を始めて、何をするわけでもないけど、いつもここにいれば誰かいる!ちょっと、子どもから離れて、お喋りできる、という子どもだけでなく、お母さんの場所を作りたかったのです。
今、外出自粛やコロナが怖い、という過度な恐怖心で、私が経験したような苦しさよりも、さらに孤立している乳幼児を抱えるママさんがたくさんいるんじゃないかな、ととても心配に思っています。
子育ては、一人じゃなくて、みんなですると楽しいよ!外だと、気持ちもリラックスして、怒らず、「ま。いいか!」ってなるよ。誰かと話すだけで、スッキリするよ!
やらなきゃいけないことなんて、ないよ!子どもは、自分で育つ力をもっているから!
いつきても、いつ帰ってもいいよ、だって、子どものペースに合わせてたら、時間通りになんていかないもんだから、大丈夫!
って、寄り添ってあげられる場所、人でありたいな、と思っております。
私自身、どうしたらいいのか、経験したことないことに戸惑い、判断、決断することがなかなかできずにいました。
活動をすることで、子どもたちやお母さんたちに、「ああしてください、これはだめです。距離とってください。」と、規制したり強要することが多くなるなら、やらない方がいい。と。
子どもたちは、隙間を見つけて遊ぶ生き物です。大人や社会の目が厳しいと、できません。なら、隙間で遊ぶ子どもたちが、大人の目をくぐりぬけて、遊んでいる方が幸せだな、と。
そんなことを考えながら、9月になりました。
今後、世の中がどうなっていくかは分かりませんが、感染防止対策をしつつ、活動を再開していこうと思います。
疑問に思うことがあったり、これはどうなんだろう?と思うことも、多々あると思うので、そこにいる人たちみんなで考え、居場所作り、仲間作りをやっていきたいなと思っています。
ルールは自分たちで決めることができ、変えることができる、ということ、この場をより良いものにしたいと思ったら、みんなで考えることをやめない、ということを常に頭に置いていたいと思います。
どうやったら、やれるのかな?という前向きなことや、友だちや仲間と「楽しいね!」「かなしいね…」と『共感』していくこと、体験していくことは、バーチャルな世界では絶対できません。
やれることは少ないかもしれないけれど、子どもたちの成長、育ちは待ってはくれません。
エリクソンの発達段階があるように、その時期に、必要なこと、獲得していくことが人間にはあります。
私が幼児期の分野にいるのには、吸収することがとても大きい時期だからです。学童期に入るまでに、学びたい、やりたい!という意欲・意思が持てる子に育ってほしいと思っているのです。
そのためには、幼児期は知識ではなく、遊び、体験・共感が必要です。なぜなら、「遊ぶこと」は、「遊びたい!」という自発的な気持ちがないと、遊ばないからです。
遊びをどんどん見つける力は、今後の意欲につながります。
やらされた課題、やりなさいと言われた遊びではなく、「遊びたい!」です。
それが、人生で何かやりたい!ことが見つかった時に、人生を切り開く力に繋がっていきます。
想像力・創造力です。
知識は、学童期以降からでも大丈夫。
遊びを通して、自分の身体の使い方を知り、人とのコミュニケーションを学び、外に出て季節を感じ、生き物や植物・自然の不思議さに触れ、体感として獲得する。
何もないところ、石ころ、葉っぱ、棒から、創造力を働かせて遊ぶ、ごっこ遊びをする、生活している大人の姿を真似する、楽しいことを見つけ出していく。
難しい言葉で言うと、「非認知能力」と、よく言われています。ここが、幼児期に大事なんです。
目に見える成果がないから、大人は不安になりますが、たくさん遊ぶことで獲得していきます。
もちろん、小学生にも中学生にも高校生にも遊びは大事!何一つ、無駄なことはないのです。
勉強は成果が見えるけど、遊びには成果が見えないから、大人は不安になるんです。遊んでばかりいて…と。
でも、子どもは、自分の成長のためにしているのです。そう思うと、2歳児がトイレットペーパーをひたすら出されても…安いおもちゃだと思って納得。
ずっと、やり続けるわけではないですから。。今だけ。
「手がこんなに動くようになったんだ!ワーイ!楽しー」と、言ったところでしょうか(笑)
「子ども」は、大人とは違う存在で、「子ども時代」を生きていることを、子育てしているみなさんや子どもに関わる大人に知ってもらいたいですね。
大人の世界の枠に、子どもをはめることは無理なんですよーと。だから、理解することが大事なのです。
そんな発信も、していきたいですね。
さて、前置きが長くなりました。
今後の予定です。
とりあえず、日程チェック!
感染防止の対策をし、みなさんにも協力をしてもらいながら、再開していきます。
子どもは、どうしても密になります。そのことを理解していただき、来て下さいね。
【プレーパーク・ちいさなお庭での対策】
●名簿記入
●非接触型体温計での検温
●手の除菌
●プールは無し。一人で入れるたらいにし、距離をあける。(暑い時期)
●泡石鹸での手洗いのお願い
●道具の除菌
●食べ物のシェアはしない
●シートを使う時は、広く使う
●発熱、咳、体調がすぐれない時は参加を遠慮してもらう。
☆一つ、決めている事があります。
●子どものマスクの着用は、強制しません。
小さい子がマスクをすることは難しい。熱中症が心配。外の環境であること。
ご理解ください。
第2派が来て、また中止にすることもあることをご理解下さい。
詳細は、別案内を出します。
① 【よさみプレーパークのちびちゃん版 『ちいさなお庭』】
9月10日(木)10時30分~14時
以後、毎週木曜日 活動再開
② 【森のようちえん『こそあどの森』親子組 2019年度『森へ行こう』9月から開始】
○プレ体験:9/16(水)、 9/23(水)
10:30~13時
○活動開始:9/30(水)から毎週水曜日~3月まで通年の活動。
○メンバー固定の親子の森散歩 定員10組
参加希望の方は、必ず、プレ体験に1回は参加してください。
【よさみプレーパーク】
9月は中止。様子見て開催を検討中。
【森のようちえん『こそあどの森』】
6月末から活動開始。
2021年度、園児募集開始。入園説明会を近日中に開催予定。
活動体験、随時。
各活動の詳細は、随時出していきます。
参加の判断は、各家庭でお願いします。
みなさんにお会いできることを楽しみにしています。
刈谷市民活動団体 リトルハウス
塚本エミ