フラガール劇中にて結構なウェートを占めている常磐音楽舞踊学院内のシーンですが、それのロケ地となったのはいわき市の隣町石川郡古殿町「古殿公民館」でした。
「フラガール」ロケ地めぐらーとしては当然行かなければならない地ですが、
前日までは同行者の事も考え四倉の農道と海竜の里センターへ向かうつもりでいたので細かな情報を何もプリントアウトもせずに持っていませんでしたが、古殿町中心部へ向かえば良いと考えて現地へ向かいました。
しかし、いわき市の区域は広すぎる。本日、「トラック野郎一番星北へ帰る」でもライバルと最初に遭遇したことになっている場面を撮影した「湯の岳パノラマライン」展望台へ向かってから古殿町へ向かっているのですが(商用車たる大型トラックが観光道路を走行する喜劇映画の設定を責めるのは野暮です。)、なかなかいわき市域を抜けることが出来ません。途中のローソンで休憩までしました。
フラガール出演者で私と同年齢同郷出身の池津祥子女史は、
フラガール公式サイト内で古殿をいわき市内と認識されている記述(フラガール撮影日記「~初子、フラガールへの道~」2月8日)をされましたが、「おめー。学校で何勉強してんだ。」と苦言を(以下略)。
古殿町はいわき市ではなく石川郡にあることを福島県公式サイトにもある
「わたしたちの郷土 福島県」の
福島県の市町村ページを小学校の在籍時に読んで勉強していないのかと小一時間(以下略)と苦言を呈したくなりますが演者はロケ地へ向かう際に役作りに熱中するため台本と向き合い、撮影終了後はほっとしているでしょうからやむを得ない側面はあります。
休憩後まだ、いわき市内を抜けていないのですが反対車線に福島交通の路線バスが「上遠野」の方向幕を掲示してすれ違いました。郡山市LIVIN郡山店前に会津バスの路線バスが走っている(
参考当ブログ2005年8月13日付記事)からトコロテン方式でいわき市内に路線がある訳なのかは定かではありませんが。(石川町から古殿町を経ていわき市遠野町へ向かう福島交通運行の路線バスは2007年9月をもっていわき市への乗り入れを廃止しましたので貴重な場面を目撃しましたが運転中のため写真を撮れなかったのは至極残念です。)
ようやく、いわき市内を抜けて古殿町に入る。
町の中心地域に辿り着くも、ロケ地たる公民館の場所が不明にてしばらく迷いましたので、この際町役場で尋ねることに。
役場建物に入るとすぐに「町指定金融機関大東銀行」なる看板とカウンターが。
古殿町には福島県指定金融機関たる「東邦銀行」の支店が存在しないために郡山市本店の第二地銀が指定金融機関の指定を受けているようです。
そちらのカウンターではなく、町の窓口にて場所を聞き、ようやくロケ地へたどり着くことが出来ました。
ロケ地を記念した石碑は無かったのですが、
かつてこの地を選挙区として衆議院議員を勤められて第二回大川興業総裁選にて演説をされた某参議院議員氏の文字(揮毫‥きごう)にて農地改良を終了した事を記念する石碑を見ながら、公民館敷地へ。
いくつか建物があったのですが、一番北側に映画に出てきた建物を見ることが出来ました。