先般、TSUTAYAで借りれなかった「トラック野郎 一番星北へ帰る」を
今回の半額セールでようやく借りることが出来たので鑑賞。
菅原文太と愛川欽也のコンビが演じる人情喜活劇シリーズの8作目ですが、
マドンナ役はのちに西友出資の「橋のない川」にも出演した大谷直子でありました。(両作品とも未亡人という設定の役は偶然か。)
岩手県と福島県(いわき市・会津)を主なロケ地として撮影した作品にて、「フラガール」の舞台となったスパリゾートハワイアンズの1978年頃(当時はまだ常磐ハワイアンセンターの名称だった)の様子が良く分かるシーンもあり、また「フラガール」でも室内でロケをした小名浜漁協建物の外でのシーンがあります。
クライマックスの設定は警察組織の構造からしてありえないと思いました。(官僚組織は上部からの指示で動いてるもの。現場の責任者役の田中邦衛の独断で行動はできないだろう。)もっとも人情喜劇映画ですから堅苦しい現実の事を考えてはいけない訳ですが。
文太さん、男気があってかっこよいと感じさせる役ですね。