常陽銀行は、茨城県にて1940年代に一県一行(現在の筑波銀行前身の関東銀行は1952年の創設)となるまでの間に福島県本拠の平銀行(本店:平市→現在のいわき市)と山八銀行(本店:福島市)を合併した歴史を有しております。
また、戦時下の当局勧奨で旧山八銀行の福島県内店舗であった梁川支店と桑折支店を1944年12月1日に東邦銀行へ営業譲渡していました。逆に千葉銀行からは茨城県内の江戸崎支店と潮来支店を1944年8月8日に営業譲受しております。
戦時下勧奨で銀行が支店を譲渡した場所へ再度出店したケースで有名なのは富士銀行(旧行名:安田銀行)の東京都多摩エリアと埼玉県内ですが、常陽銀行の場合は梁川と桑折に2015年時点まで再度出店しておりませんが福島県内の他の街へ支店を出店しました。東邦銀行の前身となったのは、郡山商業銀行・白河瀬谷銀行・会津銀行が当初の母体として合併し成立しましたが、その3行本店のあった街と須賀川市に支店を進出させております。
郡山・会津若松に関しては別記事で取り上げました。白河と須賀川の支店について記述しておきます。
白河支店
昭和25年(1950年)10月25日 白河市中町39に常陽銀行白河支店設置
平成11年(1999年)3月23日 現在の店舗建物に新築
平成12年(2000年)3月1日 支店所在地、住居表示変更により白河市大手町8番地2
須賀川支店
昭和30年(1955年)3月10日 須賀川市西7丁目7番地に常陽銀行須賀川支店設置
昭和38年(1963年)12月2日 支店所在地、住居表示変更により須賀川市宮先町8番地
昭和57年(1982年)6月7日 須賀川市宮先町18番地に店舗新築し移転
令和3年(2021年)9月21日 店舗の営業形態をビジネスステーション(法人営業店舗化)とし、セミセルフ窓口(ATM利用による現金収受)となる。
参考資料・参考Webサイト
常陽銀行公式サイト
常陽銀行七十年史 常陽銀行、2006年
東邦銀行五十年史 東邦銀行、1992年
千葉銀行史 千葉銀行、1975年
関連過去記事
福島県郡山市における県外本店銀行支店所在地の遍歴
福島県会津若松市の銀行支店名称変更「若松から会津へ」を探る
2022年4月30日追記
2021年9月の須賀川支店、ビジネスステーション化にともなう追記を実施。
また、戦時下の当局勧奨で旧山八銀行の福島県内店舗であった梁川支店と桑折支店を1944年12月1日に東邦銀行へ営業譲渡していました。逆に千葉銀行からは茨城県内の江戸崎支店と潮来支店を1944年8月8日に営業譲受しております。
戦時下勧奨で銀行が支店を譲渡した場所へ再度出店したケースで有名なのは富士銀行(旧行名:安田銀行)の東京都多摩エリアと埼玉県内ですが、常陽銀行の場合は梁川と桑折に2015年時点まで再度出店しておりませんが福島県内の他の街へ支店を出店しました。東邦銀行の前身となったのは、郡山商業銀行・白河瀬谷銀行・会津銀行が当初の母体として合併し成立しましたが、その3行本店のあった街と須賀川市に支店を進出させております。
郡山・会津若松に関しては別記事で取り上げました。白河と須賀川の支店について記述しておきます。
白河支店
昭和25年(1950年)10月25日 白河市中町39に常陽銀行白河支店設置
平成11年(1999年)3月23日 現在の店舗建物に新築
平成12年(2000年)3月1日 支店所在地、住居表示変更により白河市大手町8番地2
須賀川支店
昭和30年(1955年)3月10日 須賀川市西7丁目7番地に常陽銀行須賀川支店設置
昭和38年(1963年)12月2日 支店所在地、住居表示変更により須賀川市宮先町8番地
昭和57年(1982年)6月7日 須賀川市宮先町18番地に店舗新築し移転
令和3年(2021年)9月21日 店舗の営業形態をビジネスステーション(法人営業店舗化)とし、セミセルフ窓口(ATM利用による現金収受)となる。
参考資料・参考Webサイト
常陽銀行公式サイト
常陽銀行七十年史 常陽銀行、2006年
東邦銀行五十年史 東邦銀行、1992年
千葉銀行史 千葉銀行、1975年
関連過去記事
福島県郡山市における県外本店銀行支店所在地の遍歴
福島県会津若松市の銀行支店名称変更「若松から会津へ」を探る
2022年4月30日追記
2021年9月の須賀川支店、ビジネスステーション化にともなう追記を実施。