土曜日昼に近くのコンビニに行きました。ご飯を買いに近所の会社員の方が十数名来ていました。土曜の仕事お疲れ様です。
高齢の警備員の方が数名いました。昔なら年金で老後生活を営んでいた世代です。私たちの安い生活は、高齢者やパートタイム主婦の安い給料で成り立っています。
現役世代で過酷な労働をしている人もいますが、以前に比べると土日休みが増え、家族でバカンスを楽しんでいる人が多い気がします。昔「24時間戦えますか?」っていうコマーシャルが流行っていましたが、今はそんなモーレツ社員はいないんじゃないかな。
高齢者が若者からお金を奪っているとか、シルバー民主主義とかよく高齢者を批判しますが、最近これは正しくないのではと思っています。
自分も昔は、湿布をたくさんもらう高齢者ってどうなの?湿布は自費にしたらいいんじゃない?と思っていました。でも湿布貼りながら土日働いている多くの高齢者たちがいるから、現役世代が土日休めているのだと思うと、これは必要経費だろうな、と今は思っています。
医療費や介護費など、社会保障費を減らせとよく言われます。でも、実際減らして困るのは現役世代です。認知症や寝たきりの老人を自分たちで介護するのですか?自分たちが夫婦子供世帯で暮らせているのは、手厚い医療福祉で親世代を面倒見ているからです。少子化対策にお金を回せと言いますが、社会保障費を削って困るのは現役世代の人たちだと思います。