情報科学を学ぶとき、Winny事件はよく出てきます。この件で日本のソフトウェア開発が後退したといわれています。
WinnyはPeer to Peerという仮想通貨などで使われているシステムを使います。Winnyを介したウイルス感染、Winnyを介して違法な動画や画像のダウンロードができることが社会問題となっていたため、開発者の金子勇氏が逮捕・起訴されました。ふつうに考えれば、動画をアップロードやダウンロードした人、ウイルスをばらまいた人が捕まるだけで、ソフトウェアの開発者は無罪ですが、当時の警察、検察は何を考えていたのかな?
Winny事件を扱った映画を見ました。U-Nextで見ることができます。
Winnyを作った金子勇氏は、普通の人が3年かかるプログラミングを2週間で作ってしまう天才です。金子氏がソフトウェア開発から離れていた間に、アメリカではYoutubeなどいま世界を席巻しているシステムができました。本当なら日本が主導していたかもしれないのに…残念です。