投資でよく「Sell in may (5月に売れ)」と言われます。
投資の格言らしく、正式には『Sell in May, and go away; don't come back until St Leger day. (5月に売って遊びに行け、セント・レジャー・デー(9月第2土曜日)まで戻ってくるな)』という意味だそうです。
夏は株式相場が盛り上がらず(投資家が夏のバカンスで取引しないため)、夏枯れ相場とも呼ばれています。長期投資家には関係ありませんが、短期売買する人にとっては売買高が少ないと利益が出ないため、このような格言があるのでしょう。
日経新聞の記事(23年はSell in May戦略が有効?(阿部健児))によりますと、
>1992〜2022年の東証株価指数(TOPIX)は、4月末〜9月末まで5カ月間の騰落率の中央値が1.9%下落しているのに対し、9月末から翌年4月末の7カ月間は5.6%上昇しており、Sell in May戦略の有効性を示しています。
さてさて、今年はどうなるでしょうか?日本企業の業績は良さそうですし、岸田首相が変な増税しなければ日本の景気も復活するかもしれません。