セルフトレーニングの問題を解いていたんですよ。
ある問題で、選択肢に「常染色体潜在(劣性)遺伝する」というのがあったんですよ。
あれっ?なにこれ?と思ったら、1年ほど前に日本医学会から以下のような勧告がありました。
1. 「優性遺伝」「劣性遺伝」に代わる推奨用語は、それぞれ「顕性遺伝」「潜性遺伝」とする。
2. 従来の表記は、(優性遺伝)、(劣性遺伝)として、
3. 5 年程度の期間を経た後は推奨用語に移行する。
劣性、優性っていう言葉が差別的なのかな?(;´・ω・)
顕性(優性)遺伝は父親と母親から受け継いだ2つの遺伝子のうち、片方に異常があった場合に病気が発症する遺伝形式、潜性(劣性)遺伝は、両方に異常があった場合に始めて病気が発症する遺伝形式です。
これを学んだ時、優性遺伝の病気だと差別につながるんじゃないか?病気としては劣性遺伝の方が人間にとってはいいんじゃないか、語感と違うなあ、と思ったものです。