遠州のかめの『山へ行かまい』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

三ッ瀬明神山(三河) 2011-11-26

2011年12月02日 | ・三ッ瀬明神山

三ッ瀬明神山(みつせみょうじんやま 1016m) 天気:晴れ

 前回は乳岩峡(ちいわきょう)から登った。あちらも変化に富んだ良いコースだが、今日は鎖場が更に多いという本郷(ほんごう)からのコースで登る。

 ↓登山口駐車場

 駐車場からさらに奥に延びる林道を進む。車で進入可能だが、登山口は直ぐ先だし、駐車スペースは路肩でせいぜい2~3台。満車だと転回も苦しいので、下の駐車スペースに停めた方が良い。登山口にはでっかい看板と木彫りの猿が置いて有る。小沢を渡って対岸の山道に入る。

 ↓登山口、、はぃッ、私が猿でっす!!(木彫りでっす)

 道は沢に沿って登る。やがて銀名水・濫觴(らんしょう)の泉という看板の水場が有る。沢の岩場の様だが、水はほとんど出ていない。その先の登山道はチョロチョロの流水の小沢に沿って登る。この小沢って銀名水の続きでは・・・。小沢を渡って斜面を登れば、2合目三ッ瀬峠に登る。

↓濫觴の泉                        ↓三ッ瀬峠

 三ッ瀬峠のすぐ先に見ごたえの有る岩壁が見える。登山路はその右をよじ登る様に着いている。ここの登り区間に小さな鎖場やはしごが連続して着いている。

 ↓岩場、鎖場、ロープ、はしご、ボルト、ハーケン、カラビナ、ナッツ、シュリンゲ、あぶみ・・・ウソ

 岩場を越えると普通の山道になり、5合目の標識を過ぎると水平な尾根道が続く。右の樹間から山頂が見えている。やがて6合目が乳岩ルートの分岐ピークだ。

 ↓乳岩ルート分岐

 乳岩分岐からは一旦下り、最初は短い、次は少し長い2つの鎖場を過ぎ、鉄はしごを上れば馬ノ背岩の上に乗る。ここからは北にアルプス、南に三河の山々の展望が開ける。

 ↓馬ノ背岩

 ↓馬ノ背から宇連山

 次の岩尾根は左へ巻き道を進み、少し先で尾根に乗ってチョイと登れば立派な展望台の有る山頂に到着した。

 ↓山頂

 展望台に登ればアルプスの大展望だ。富士山は南アルプスの稜線の上に頭だけをのぞかせている。あれは池口岳の辺りだろうか。素晴らしい展望だけに、アルプスがチョット遠すぎるのが残念ですね。

 ↓展望台の上  南アルプス

 西を見れば大鈴山の右、天狗棚の左の遠~くに白い山がうっすらと見える。展望台で完璧な山座同定をしていたおじさんに確認してみた。「白山かなぁ・・」。「白山ですよね・・」。

 ↓白山に1票

 次の日、大川入山へ登って確認しました。白山で間違いなさそうです。

  TIIME

三ッ瀬登山口駐車場(8:15)→登山口(8:25)→三ッ瀬峠(9:10)→乳岩分岐(9:55)→(10:40)山頂(12:00)→乳岩分岐(12:35)→(13:10)三ッ瀬峠(13:20)→(13:55)駐車場

☆登山口は、R151新本郷トンネルの手前の「三ッ瀬明神山」の看板を見て左折。直ぐの分岐は上の林道へ入り、10分も走れば集落を抜けた先に駐車スペースが有る。道は狭いが舗装路。さらに登山口まで車で入れるが、駐車は路肩で2~3台。距離も少しなので手前に停めたほうが良い。駐車場に簡易トイレ有り。水無し。登山ルートにも水場無し。


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