経ヶ岳(きょうがたけ 2296m) 天気:曇り
前回は仲仙寺から登ったので今回は大泉所ダムからのルートで登ろう。家を出る時はまだ雨が降っていたが、朝には止んで今日はすっきりと晴れ渡るつもりだ。
↓大泉所ダムへ向かう道。
ダムへ向かう道の曲がり口には標識も何にも無い。一度通り過ぎたが、それらしい道はこれしか無いと、戻って畑の中の一本道を進む。畑が終わると林の中に入り、少し進めば登山口の駐車場が有る。先着は1台、すぐにもう1台が到着した。
↓手前が登山口。駐車は6~7台。小屋はトイレ。水無し。
雨は止んだが曇りのまま。そのうち晴れるでしょう。ロープをまたいで草の生えたダートの林道を進む。30分で2合目の標識から山道に入る。
↓これより山道
山道は結構な急登。陽が射してきたら汗が噴出す。やっと道が水平になると4合目で仲仙寺からの道を左から合わせる。
↓4合目
ここから5合目まで巻き道を進む。かえるやはるぜみの鳴き声がうるさい。5合目で尾根が近くなると、その先から尾根道になる。
↓おっ、晴れてきたかな。
6合目は急登の途中。サルオガセの林を登ると7合目は小さなピークだ。腹が減ったのでここで、たったままオムスビを1つ食べる。
↓サルオガセだらけ
7合目から少し下って8合目に向かうが、この区間は割りと長い。オムスビを食べてすぐに歩き出したからなのか、チョッと気分が悪くなってきた。いや、頭がフラフラするぞ、こりゃ寝不足が原因かなぁ・・
↓おっと、雨がパラパラと・・・
8合目の手前でえらいキツくなってきた。う~ん、これは仲仙時から登ったときより時間がかかっとっとよ。。
↓8合目
あちゃ~、真っ白で展望無し。ここで昼寝したかったけど、地面が濡れているし、陽が陰ってしまって寒い。気分が悪くてラーメンを食べる気もしない。いや、チョッと待てよ、、もう11時半だよ、そんな悠長なこと言ってられないよ。すぐにしゅっぱ~つ。
↓7合目と8合目のピークを振り返る
9合目まで登ればもう2200mを越えている。その先は尾根にそって小さな登りくだりを繰り返す。
↓落葉松とダケカンバと笹の道
この辺りまで登ると山の高さを感じられる。
↓シロバナノエンレイソウ
今週もヘロヘロになってやっとこさで山頂に到着。山頂は思いの外の寒さ。何も食べる気がしないし、時間も遅いので今日はもう降りましょう。
↓山頂
帰りは枝尾根の直登ルートを下ってみよう。トレランの大会が有った様なのでルートは整備されているはずだ。
↓この標識から分かれる
9合目の下の標識から分岐に入る。刈り払いは完璧で新しい良い道が付いている。急斜面を下ると尾根道になる。1ヶ所だけ南アルプスが見えそうな場所が有る。今日は真っ白だけど・・
↓良い道
2045Pへ少し登り返す。これがキツイが登り返しはここだけ。道は2045Pで90度右へ曲がる。黒沢山への尾根には、笹原の中に濃い踏み後が見える。
↓2045ピーク
枝尾根に入ると笹の急斜面のジグザグくだりになる。笹の切り開きにマイヅルソウがたくさん群生している。写真を撮ってふと右手を見ると、軍手の上でヤマビルがクネクネしている。こいつ、どこで付いたんだろう。足元には喰い付いていない様だが、これはヤダなぁ。休まずに下っちゃうしかあるまいって。
↓足元は良くない。
斜面の新しい道は足元がやわらかくて歩きにくい。切り拓きはずっと完璧なんだが、決して良い道とは言えない、4~5回滑った。しかしこの尾根は長いぞ。
↓元々道は有った様だ
足もいっぱいいっぱいになってきた。沢の音が近くなってくるとやっとこさで林道の終点に降り立った。やれやれだな。
↓林道終点の登山口
林道は最初はダートだが駐車場の近くで舗装に変わる。林道終点から20分で出発地に帰って来た。
↓着いた
今日は結局晴れませんでした。信州まで来て展望無しはつらい。つらいと言えば今週もキツかったなぁ。ん~足が、足が劣化している。(かめさん、老化ですよ、あはっはっ・・)
TIME カシミール
大泉所ダム駐車場(7:35)-4合目(8:45)-(11:20)8合目(11:30)-(12:30)経ヶ岳(12:45)-直登コース分岐(13:20)-2045p(13:45)-林道終点(15:30)-(15:50)大泉所ダム駐車場