遠州のかめの『山へ行かまい』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

伊吹山 2008-07-19

2008年07月21日 | A.他
 伊吹山(いぶきやま) 1377m 天気:晴れ

 山頂まで車で登れる山なんか一生行くもんかと思っていた。しかし、最近チョット気が変わった。「高山植物の宝庫。一面のお花畑。」行ってみたくなった。行くなら、高山植物の多い夏か。よ~し、この季節に行っておくか。行くとなったら車で上ってしまおうかなぁ(なにぃ)・・げっ通行料3000円だと・・やっぱり歩いて行こう。

 関ヶ原ICを下りてスカイライン入り口の分岐を通過し、藤川の交差点で右に折れる。やがて左にセメント工場を過ぎると交差点に伊吹山登山口の看板が有り、右折する。狭い道は突き当たり、左に行くとすぐに登山口の神社が有る。神社の辺りをうろうろしていると500円の駐車場が見つかったのでそこに停める。登山口は神社の右を入ったところ。舗装路はゴンドラ乗り場へ行くが、ゴンドラは動いていない(20日から動いているらしい)。
  ↓神社の辺りは狭い道。             ↓登山口。
 

 最初は暗い森の中の雨になれば沢になりそうな掘れた道をジグザグに登る。やがて1合目のスキー場に出ると、登山路はゲレンデを登る。振り返ると良い景色。が陽を遮る物もなくめっちゃ暑い。
 ↓一合目からスキー場の登り。


 2合目の上の草原にはハクサンフウロが沢山咲いている。やがて道が平坦になり、ユウスゲの群落を横に見ると3合目に到着。

 ↓三合目手前のユウスゲ群落。            ↓と、フウロの群落。
 

 ↓三合目から伊吹山。                ↓花弁が切れているのはイブキフウロ??
 

 ↓3合目手前からの伊吹山。りっぱな山容。


 ↓クルマバナ。                   ↓5合目の上の避難小屋。
 

 ↓メタカラコウ。                  ↓キリンソウ
 

 ↓さえぎるものの無い斜面はほんまに暑い。


  ↓イブキジャコウソウ              ↓イブキトラノオ
 

  ↓カワラナデシコも多い。            ↓ホタルブクロも沢山。
 

 次から次へ花のオンパレードで歩いているひまが無い。↓やっとこさ8合目。


  ↓カラマツソウ                  ↓ウツボグサ
 

  ↓ヤマアジサイ                  ↓オオバギボウシ
 

 ↓山頂間近。もう少しです。右の青い屋根は山頂売店です。


 ↓山頂。このすぐ隣に山頂売店。ここは観光地だと納得させられる。


 ↓山頂に有る、イブキジャコウソウの群落。黄色いのはキバナノカワラマツバ?。


 山頂の奥で昼を食べたら山頂巡りに行きます。予定では東遊歩道を進んで駐車場に下り、西遊歩道で山頂に戻ります。

 ↓まずは山頂付近のイブキトラノオの群落。ガスがかかると幻想的。


 ↓その反対側はアザミ他各種入り乱れた花畑が広がります。


 ↓東遊歩道ルート。たかだか1300m位いの山だとはとても思えない。東遊歩道は花も豊富で通る人も多くない。絶対お勧めです。


 ↓少し早い、シモツケの大群落。東遊歩道はすんごいお花畑の中を緩く下って行く。


 ↓キンバイソウ                   ↓トリアシショウマ?
 

 ↓クガイソウ                    ↓アサギマダラ
 

  ↓駐車場は満車になっていた           ↓数珠つなぎの西遊歩道を山頂へ戻る
 

  ↓オオバギボウシ                  ↓カワラナデシコ
 

 山頂に戻って来ました。山頂部は広く、まだ行ってない場所が沢山有ります。再び山頂付近をうろうろしていると、奥の測候所の前に三角点を発見しました。しかし、測候所のフェンスの中の方がもう少し高そうですね。


  ↓ウツボグサの群落                 ↓山頂の三角点
 

 さぁて山頂も人だらけになってきました。そろそろ来た道を下ります。

  ↓ここのヤマホタルブクロは白が多い。       ↓クサボタン
 

 伊吹山ってどう考えても人が多すぎますが、山頂のお花畑は見事でした。

 TIME
登山口(7:10)→五合目(9:10)→(10:50)山頂(11:30)→東遊歩道→駐車場→西遊歩道→(13:00)山頂(13:40)→五合目(14:45)→ 以後の時刻不明  175km 2h15m

☆余談::下山途中、3合目の手前で足を痛めたおばちゃん2人を若い男性の2人が気遣っている所に遭遇した。どうやらバスツアーで来たオバチャン達が、山頂から駐車場へ下る道を間違えて、ここまで降りてしまったらしい。話を聞いている間に若い女性の2人組も心配して声を掛けていってくれた。今時の若い者は、立派ですよ。他人を気遣う気持ちが爽やかで感動しました。
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