遠州のかめの『山へ行かまい』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

浜石岳(駿河) 2010-01-30

2010年02月02日 | 6.駿河
 浜石岳(はまいしだけ) 707m 天気:晴れ

 今日は電車でアプローチ。浜松駅北の市営駐車場に車を停めてJRで由比(ゆい)に向かう。急いで起きたつもりだが自宅は思いのほか田舎だったか、電車2本も乗り遅れた。さらに踏み切りの故障とかで電車が遅れたが、なんとか8時半頃には由比駅に到着した。駅前から東へ由比桜えび通りを進む。由比港の入り口を過ぎると浜石岳の標識が有り細い道を左折する。駅前の看板では山頂まで2時間半だが、道中の標識に載っている時間はもうチョット(というかかなり)長い。

 ↓由比駅前。


 狭い旧国道を押しボタンの信号で渡り、標識に従って由比の街の中を右へ左へと進む。やがてみかん畑の中を登る結構急な舗装路になる。歩いても「急だなぁ」と思える細い道を自家用車やタクシーが上がって来る。自家用車は横浜とか名古屋とか結構遠くのナンバーだ。そんなにすごい山なのか、浜石岳。しかし、南斜面の急登は暑くてたまらない。

 ↓浜石岳へ向かう


 チョット下りになってホットすると水洗できれいなトイレがある。ここは男女兼用だが、個室のドアは板の隙間から外の様子が見える様になっている(設計か??)。そろそろ舗装路には飽きあきしてきたが、トイレから10分も歩けばようやく登山道の入り口が見えた。そのまま土の登山道に入る。

 ↓登山道入り口


 やっと土の道だが、登山道は植林帯をジグザグに登れば15分位いで青少年野外センターに着いてしまった。展望台に登れば富士山から駿河湾が一望だ。山頂の展望はさらに良いはず。

 ↓青少年野外センター


 ↓展望台から駿河湾と由比の街


 ここから右へ行けば野外センターの駐車場を経て再び舗装路で山頂まで上がれる。直進すれば登山路。標識に従って登山道を進めば道は巻き道となり、随分と左へ進む。道が下り気味になりチョット不安になってきた頃、薩埵(さった)峠への縦走路へ出る。山頂は右へ進む。少しばかりの急登をこなせば、なぜかここだけ松の茂る道になって山頂に到着した。

 ↓山頂だ!


 山頂は草原になっており、富士山から駿河湾が300度の大展望だ。北を見れば白い南アルプスが望まれる。しかし、富士宮方向がパラボラアンテナで、静岡市方向が松林で見られないのがチョット残念。
 空気は冷たいが風も無く暖かい。山頂にはたくさんの人。団体さんの一人がハーモニカを吹く。のどかだ。

 ↓山頂から清水港   南アルプスから安倍奥の山


 ↓もう一つの山頂標識


 昼を食べたら下山路は薩埵峠へ向かう。山頂から薩埵山まで見えているが峠は見えない。標識には4時間弱となっているが、みた感じでもそんなベラボーに遠くはないと思う。来た道を青少年野外センターの分岐まで戻り、薩埵峠への縦走路に入る。

 ↓但沼への分岐


 途中で但沼への分岐を見送り、次に西山寺への分岐を過ぎると直ぐに立花池への分岐が有る。少し進んでみたが茶畑に出てそのまま降りてしまいそうだったのでそこで引き返した。縦走路に戻って進めば少し先に再び立花池の標識が有った。道は急斜面を結構下っていく様だったのでこちらは見送って先に進んだ。この先は険しいと山頂の看板に書いてあったが、急斜面にはしっかりした階段などが設置されており、問題は無い。やがてすごい孟宗の林を抜けると工事中の看板で迂回路の舗装路に降ろされた。後は舗装の車道を薩埵峠に向かへば20分程で薩埵峠に到着した。

 ↓よおっ、薩埵峠。


 薩埵峠から由比駅へ下る。途中で露天のポンカン一袋100円を購入。これは秘密だが、峠の店より下る程に一袋の中身の数が多くなる。結局3袋も買ってしまった。由比の街に入れば定番のシラスとエナゴという干した小魚を購入した。エナゴはフライパンであぶって良い酒の肴になりました。

  TIME
由比駅(8:35)→トイレ(9:50)→青少年野外センター(10:25)→(10:55)浜石岳(11:45)→但沼ルート分岐(12:13)→西山寺ルート分岐(12:38)→立花ルート分岐→立花池分岐→承元寺分岐(13:35)→(14:25)薩埵峠(14:40)→(15:30)由比駅

カシミール

この記事についてブログを書く
« 本宮山(三河) 2010-01-16 | トップ | 竜頭山(北遠) 2010-02-07 »