遠州のかめの『山へ行かまい』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

尉ヶ峰(じょうがみね) 2021-11-10

2021年11月10日 | ・富幕山・尉ヶ峰

 まずは国民宿舎の隣の細江公園の駐車場に車を停める。水洗トイレ有り。

 ↓奥が細江公園駐車場。こちら側は国民宿舎の駐車場。

国民宿舎の前を通り、オレンジロードを渡っておもかる大師まで登る。展望は良いが全然高度が足らない。道はすぐに舗装路に降るが、5分も歩けば右に二三月峠(にさんがつとうげ)への登山口が有る。

 やっと山道だが、これも10分も登れば二三月峠に出る。ここには立派な木製の展望台が有る。登ってみればやっとこさ展望台らしい展望が望める。

 眼下にはくねくねと曲がった都田川からアクトタワー、その先には光る遠州灘。東には風力発電の尾根の遥か先に山頂だけ白い富士山が見える。西を見ればこれから行く尉ヶ峰が結構遠くに見える(冒頭の写真)。まぁ、のんびり行かざぁ。展望台から下ればすぐにまた車道に降り、そのすぐ先に尉ヶ峰の登山口が有る。このあたりの路肩に普通車が5~6台停められている。

 登山口から左に行く林道は、尉ヶ峰南尾根のトイレの有る登山口の駐車場に続く。ずっと舗装されているが、道は細いしぃ枯れ枝や落石がい~っぱい落ちているしぃで、私は行きたくないです。(以前に自転車で行ったがもぉ二度と行かないと誓った)

 登山道に入ると道は少し登った先で「はりきりコース」と「のんびりコース」の分岐が有る。当然「はりきりコース」で行くが、当然チョット先ですぐに合流する。

 この登山道はこの先、尉ヶ峰まで分岐がたくさん有る。標識もたくさんあるが、たまに標識の無い分岐も有るし、標識を見落とす場合もある。(どぉすれば良いんですか?)そこでたよりになるのが、感・カン・かんですね。(だからあなたはよく道を間違えるんですね)ギャフン。

 ↓右の道は枯れ木で通せんぼ、なので左だな。(おっ、正解です)

 登山口から45分位いか、民有地通過につきマナー注意の看板が有り、道脇にコンテナや石仏や倒れた展望台やらが出てくる。その先で大きな建物の横を抜ける。この辺りは以前は北大路コレクションが有り大きな像や小屋があったりポニーやガチョウが飼われていた覚えが有る。が、いまは何もなく、振り返ってもそこにはただ風が吹いてるだけ~。(盗作ですよー、通報ー、、しかし古いなぁ)

 この先の道も登ったり下ったり分岐したり合流したりで忙しいが、ふいにコンクリートの舗装林道が右から上がってくる。こいつはなんだと思っていると、少し上の新しい電波塔の下で登山道に合流した。

 この先もさらに登って下ってまたまた分岐して合流して、引佐峠からの道を左から合わせると、電波塔から10分ほどで尉ヶ峰の山頂に到着する。

 ↓尉ヶ峰山頂

 今日も山頂には長居はせずに、先の展望ピークへ進む。以前は7分で着いたが今では10分でも着かない。やっとこさでパラグライダー離陸場の展望ピークに到着。出発から2時間半位いかな。コースタイムだと2時間と少々でしょうか。

 ↓標識の位置が変わって新しくチェーンが張ってある。

 ↓浜名湖の展望はピカイチ

 今日は昼飯抜き。15分ほど休憩して引き返す。途中の分岐で右の巻道に入る。この道も前より踏まれている。途中、真新しいロープも下がっていた。巻き道は10分ほどで尉ヶ峰南尾根の獅子岩ルートの分岐点に合流する。ここからトイレの有る駐車場の登山口までは4~5分の下り。

 ↓南尾根の登山口駐車場。トイレは水洗。

 このすぐ先、引佐峠に降りる道から左へ「西気賀」の標識が有る。以前から気になっていたので今日たどってみる事にした。

 ↓※1 左「西気賀」真っすぐ「引佐峠」

 左の道に入るとしっかりした山道が続いている。予想通り、地図上の実線をたどっているが、地図ではその先の破線がうまく繋がっていない。どうなっているのか楽しみだ。実線から破線になるコルのあたりで消えかけた手製の標識があった。左尉ヶ峰1.3km、右西気賀駅2.6kmと書いてある。

 ここから道は細くなるがしっかりしている。山の南側を巻いているので、地図上の破線路からは明らかに離れている。少し先で南側の展望が開け、傍らの岩に「浜見岩」という小さな標識が付いていた。その先、「尉ヶ峰1.8km、西気賀駅2.1km」の手製看板の先で舗装の十字路に出る。標識等は無いが明らかに真っすぐのはずなので迷わずに先の舗装林道を進む。(カンですか、、大丈夫ですか、、)舗装の林道はすぐに終わって山道になる。右下に荒れた林道が上がって並走するが、その林道が合流するところで公式の標識が有った。

 ↓我は正しいルートに乗っている。

 この先1分で舗装路に出る。そのすぐ先に送電鉄塔。昔、送電線は現在地の確認手段でした。今ではスマホ開けばすぐに判っちゃいます。便利な時代になりましたね。

 舗装路の先で上の複雑な分岐。正解は一番左の細い道なのだが、自分はあのでっかい標識に気が付かずに右から2番目の道に入ってしまった。すぐに気が付いて戻ったが、見落とすのは標識の大きさには関係ない、ってぇ事を学んだ。(今更ですか)。ここから山道5分でオレンジロードに出る。オレンジロードを渡った先、ミカン畑の中の道を下れば旧姫街道に出る。上、※1の分岐から50分ほどだった。

 ↓※2 旧姫街道との分岐

 この先を10分も下れば天浜線の線路にぶつかる。左の踏切を渡れば遠鉄バスのバス停。右に行けば天浜線の西気賀駅に着く。

 ↓西気賀駅。れとろじゃ・・

 小生は歩きなので上の※2の分岐を左へ、旧姫街道を気賀へ戻る。旧姫街道の標識をたどって気賀へ戻り、最後の力を振り絞って(それほどでもないが)細江公園に登り返す。姫街道歩きは1時間余り。山道より疲れた。で、細江公園に戻って来た。

 ↓細江公園展望台

 ここからは別の日に行った別ルートの下山路です。※1の分岐から真っすぐに下れば40分ほどで引佐峠。こっちもメインルートなので道はしっかりしている。引佐峠の東には水洗のトイレと東屋が有る。

 ↓引佐峠下の東屋。石畳の道が姫街道。

 ここから姫街道を下れば※2の分岐まで30分ほど行かれる。が、この日は姫街道の引佐峠から佐久米へ下った。

 ↓引佐峠。左へ奥浜名自然歩道。

 引佐峠から南へ奥浜名自然歩道を進む。10分で分岐が有り、左に進めば10分ほどで奥浜名湖展望公園に行かれる。

 ↓分岐点。左、奥浜名湖展望公園。

 展望公園に進む場合は、最初のピークに有る分岐を右に進む事。ここは標識が無いので注意。私のカンでは左だった・・・。後は下り主体だが、最後に少し登って撤去された展望台の跡地に出る。ゆるきゃんの聖地はまっさらに整地された、、ってか!(Sayチッ!)

 ↓高射砲址(展望台跡です)

 展望台の下に広い駐車場が有り、ここまでは車で来られる。そのまま景色の良い車道を歩いて下れば1時間かからず寸座駅の東の国道に降りる。西気賀駅へはさらに20分。

 今回は分岐に戻って奥浜名自然歩道を下る。すぐ下に天狗岩への分岐が有る。標識には0.1kmと書いてあるが、実際には30m位いでしょうか、良い浜名湖の展望台が有る。寄ってみて損は無いでしょう。分岐から20分も下れば舗装の林道に出る。

 ↓奥浜名自然歩道佐久米コース入口の標識

 あとは舗装路を下れば国道に出て、20分ほどで佐久米駅に着いた。

 ↓佐久米駅。もぉ~着いたどぉ

 TIME カシミール

細江公園駐車場-(40m)-登山口-(90m)-尉ヶ峰-(12m)-展望ピーク-(30m)-南尾根登山口駐車場-(3m)-西気賀分岐-(50m)-姫街道分岐-(60m)-細江公園駐車場

引佐峠から奥浜名自然歩道で佐久米駅は約60分+奥浜名湖展望公園は片道約10分

引佐峠から姫街道で細江公園は約90分

奥浜名湖展望公園から車道を歩いて西気賀駅は約80分


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