越百山(こすもやま)2613m 天気:曇り一時雨
夏だ!、山だ!!、アルプスだ!!!。そうだ、越百山へ行こう・・・こすもやまですか。。さすがかめさん、地味な山を選びますね・・。
1時起床(って起床じゃ無い様な気が・・)、2時前には東名に突入!。すぐに渋滞にはまる!!。午前2時に渋滞ですって、、やられた、、恐るべし1000円均一。伊奈川ダム先の駐車場に到着したのは5時半。先着は10数台にテント一張り。空はどんより、昨夜は雨だった様だ。朝飯のパンを丸呑みしてすぐに出発する。
↓伊奈川ダム上駐車場。
ゲートを右から抜けて橋を渡ると林道の分岐。左は空木、右は南駒・越百山、右に進むと林道はダートに変わる。道端にはホタルブクロが沢山咲いており、橋からは美しい渓谷が眺められる。駐車場から45分で越百山登山口に到着。
↓登山口
ここから山道に入ると、急な斜面をジグザグに尾根を目指す。やがて登山路脇に下の水場が有る。湧き水でパイプから流れ出ているが太くは無いので注意。笹は刈られているが足や靴に触る笹でズボンや靴が濡れる。今日履いている布製の軽登山靴では水が浸入してしまった。少し登れば下のコルで尾根に出る。ここでスパッツを付けるが後の祭りだ。下から大きなリュックの単独のおじさんが登ってきた。今日は摺鉢窪の避難小屋に泊まるそうだ。
↓下のコル
尾根道になっても結構な急登で、次のピークは巻いて少し下ると上のコルに出る。上のコルには標識等は無い。さらに急登は続く。朝はどんよりと雲っていたが、時々陽がさす様になってきた。日なたは暑いが、暑さよりも睡眠不足がキツい。正直、頭がクラクラして胃がムカムカする。
フラフラで上の水場に到着した。単独の方は昼食を作っている。水場は歩いて1分。上の水場は流水で水量は豊富だ。付近はカニコウモリの群落がすごい。
↓上の水場の標識
上の水場からもカニコウモリの群落の中の急登が続く。急斜面をジグザグに登っていくと福栃山巻道の標識が地面に落ちており、そこから巻き道を登っていく。道端にはコでは無いバイケイソウが咲いている。ゴゼンタチバナやトリアシショウマも多い。既に花は無いが、ここまでにもイワカガミはたくさん有った。
↓巻き道に入る
巻き道は最後には斜面の下りになり、少し下れば越百小屋に着く。越百小屋は小さな山小屋だ。小屋前のスペースも広くは無い。ガスが上がって山頂は見え隠れしている。すぐに単独の方が登ってきた。
↓越百小屋
空腹のはずだがあまり食欲が無い。小屋の前でコンビニむすびを飲み込む。単独の方はすぐに縦走に向かった。
間違いなく天気は悪くなっている。急いで山頂に向かうしかない。まずは目の前のピークに向かう。道の脇にはキバナシャクナゲ、カラマツソウ、ゴゼンタチバナ、この薄い黄色はシオガマだろうか。ピークを越えるとハイマツ帯に入る。お~トウヤクリンドウが1株だけ登山路に咲いているぞ。
↓トウヤクリンドウ
山頂直下で中年ご夫婦とすれ違う。さーてガスがどんどん上がってくるが湿気たガスで空気が生暖かい。こいつぁ山頂でゆっくりは出来無いぞ。
↓ガスが
やっとこさで山頂に到着。あれれ、山名の標識板が無い。ここに三角点が有るが北の巨岩のピークの方が高そうだ。そちらに向かい1分で到着。
↓山頂三角点。山名標識板が無い。
山頂の巨岩の影で休憩する。虫が多いが、自分よりリュックに黒山の様に取り付いている。山頂にはイワツメクサやキバナシャクナゲが咲いている。他の花は無い様だ。
↓山頂の巨岩
北に続く稜線の先はガスが濃くて何も見えない。西も東も真っ白で何も見えない。南だけは越百山の三角点と南越百山が見えている。久しぶりのアルプスだが、真夏の正午ではガスガスでもしかたが無いとあきらめましょう。それよりも山頂でバリバリドッカ~ンと来ない内に下らなければ。
↓巨岩から南越百山(左)と越百山三角点(右)
さぁ、長居は出来そうも無いので心残りではあるがとっとと下山しましょう。
下り始めて樹林帯に入ると雨が落ち出した。今日は早めにカッパを着てザックカバーをかける。すぐに登ってくる単独のおばさんに遭遇。きついし天気も悪いので越百小屋に泊まる予約をしたとの事。続いて若者の4人組が上がっていったが、北の方向からは雷の音が聞こえてきた。振り返れば山頂を取り囲むガスが濃くなっている。登った人達とそれに、縦走している朝の単独の方は大丈夫だろうか。
↓もうガスは晴れなかった
越百小屋に着くと山頂直下ですれ違ったご夫婦が昼食をとっていた。後で聞いたが、この方たちは宿泊を断られたとの事。タッチの差か、それとも先ほどの単独のおばさんよりも元気そうだからだろうか。
↓樹間から越百小屋
急いで小屋まで下りてきたが、今日は(今日もか)特にゆっくりとしか歩けないのですぐに出発しよう。雨は時々パラパラと降るがひどくはならない。途中で先ほどのご夫婦に追いつかれ、前後する様に下った。展望台から見れば、山の上は黒い雲の中に隠れてしまっている。下のコルについた時には正直ホッとした。ご夫婦にお話を聞いたら同じく浜松からとの事でびっくり。
駐車場に着くと、下りでご一緒した浜松のご夫婦に良く冷えた栄養ドリンクをご馳走になった。ドリンク類はあまり飲まないんだけど、この時は栄養が体に行き渡った気がして元気がよくなる感じがした。コレは良いです。ドリンクってこういう時に飲むもんだとすごく納得。銘柄は見なかったけどひょっとしたらすっごい高級品だったのかも。その位い元気が復活しました。有難うございました。
しかしかめさん、もういい歳なんだから、こんな弾丸ツアーはもうやるもんじゃないですよ。
TIME
駐車スペース(5:50)→登山口(6:35)→下のコル(7:25)→(9:05)上の水場(9:15)→(10:25)越百小屋(10:45)→(11:45)越百山(12:10)→越百小屋(13:00)→上の水場(14:00)→下のコル(15:15)→登山口(15:55)→(16:35)駐車スペース 200km 3.5h
中津川ICから19号を北上。大桑道の駅の先、橋の手前の信号を右折すると小さな標識に導かれて細い道を登れば大桑ダムの先に登山者用の無料駐車場が有る。林道は細いが舗装で普通車でも可、国道から20分位い。駐車場は2段で上20台、下30台位いだが、当日下の駐車場は進入不可になっていた。駐車場にはトイレ、水無し。
カシミール
夏だ!、山だ!!、アルプスだ!!!。そうだ、越百山へ行こう・・・こすもやまですか。。さすがかめさん、地味な山を選びますね・・。
1時起床(って起床じゃ無い様な気が・・)、2時前には東名に突入!。すぐに渋滞にはまる!!。午前2時に渋滞ですって、、やられた、、恐るべし1000円均一。伊奈川ダム先の駐車場に到着したのは5時半。先着は10数台にテント一張り。空はどんより、昨夜は雨だった様だ。朝飯のパンを丸呑みしてすぐに出発する。
↓伊奈川ダム上駐車場。
ゲートを右から抜けて橋を渡ると林道の分岐。左は空木、右は南駒・越百山、右に進むと林道はダートに変わる。道端にはホタルブクロが沢山咲いており、橋からは美しい渓谷が眺められる。駐車場から45分で越百山登山口に到着。
↓登山口
ここから山道に入ると、急な斜面をジグザグに尾根を目指す。やがて登山路脇に下の水場が有る。湧き水でパイプから流れ出ているが太くは無いので注意。笹は刈られているが足や靴に触る笹でズボンや靴が濡れる。今日履いている布製の軽登山靴では水が浸入してしまった。少し登れば下のコルで尾根に出る。ここでスパッツを付けるが後の祭りだ。下から大きなリュックの単独のおじさんが登ってきた。今日は摺鉢窪の避難小屋に泊まるそうだ。
↓下のコル
尾根道になっても結構な急登で、次のピークは巻いて少し下ると上のコルに出る。上のコルには標識等は無い。さらに急登は続く。朝はどんよりと雲っていたが、時々陽がさす様になってきた。日なたは暑いが、暑さよりも睡眠不足がキツい。正直、頭がクラクラして胃がムカムカする。
フラフラで上の水場に到着した。単独の方は昼食を作っている。水場は歩いて1分。上の水場は流水で水量は豊富だ。付近はカニコウモリの群落がすごい。
↓上の水場の標識
上の水場からもカニコウモリの群落の中の急登が続く。急斜面をジグザグに登っていくと福栃山巻道の標識が地面に落ちており、そこから巻き道を登っていく。道端にはコでは無いバイケイソウが咲いている。ゴゼンタチバナやトリアシショウマも多い。既に花は無いが、ここまでにもイワカガミはたくさん有った。
↓巻き道に入る
巻き道は最後には斜面の下りになり、少し下れば越百小屋に着く。越百小屋は小さな山小屋だ。小屋前のスペースも広くは無い。ガスが上がって山頂は見え隠れしている。すぐに単独の方が登ってきた。
↓越百小屋
空腹のはずだがあまり食欲が無い。小屋の前でコンビニむすびを飲み込む。単独の方はすぐに縦走に向かった。
間違いなく天気は悪くなっている。急いで山頂に向かうしかない。まずは目の前のピークに向かう。道の脇にはキバナシャクナゲ、カラマツソウ、ゴゼンタチバナ、この薄い黄色はシオガマだろうか。ピークを越えるとハイマツ帯に入る。お~トウヤクリンドウが1株だけ登山路に咲いているぞ。
↓トウヤクリンドウ
山頂直下で中年ご夫婦とすれ違う。さーてガスがどんどん上がってくるが湿気たガスで空気が生暖かい。こいつぁ山頂でゆっくりは出来無いぞ。
↓ガスが
やっとこさで山頂に到着。あれれ、山名の標識板が無い。ここに三角点が有るが北の巨岩のピークの方が高そうだ。そちらに向かい1分で到着。
↓山頂三角点。山名標識板が無い。
山頂の巨岩の影で休憩する。虫が多いが、自分よりリュックに黒山の様に取り付いている。山頂にはイワツメクサやキバナシャクナゲが咲いている。他の花は無い様だ。
↓山頂の巨岩
北に続く稜線の先はガスが濃くて何も見えない。西も東も真っ白で何も見えない。南だけは越百山の三角点と南越百山が見えている。久しぶりのアルプスだが、真夏の正午ではガスガスでもしかたが無いとあきらめましょう。それよりも山頂でバリバリドッカ~ンと来ない内に下らなければ。
↓巨岩から南越百山(左)と越百山三角点(右)
さぁ、長居は出来そうも無いので心残りではあるがとっとと下山しましょう。
下り始めて樹林帯に入ると雨が落ち出した。今日は早めにカッパを着てザックカバーをかける。すぐに登ってくる単独のおばさんに遭遇。きついし天気も悪いので越百小屋に泊まる予約をしたとの事。続いて若者の4人組が上がっていったが、北の方向からは雷の音が聞こえてきた。振り返れば山頂を取り囲むガスが濃くなっている。登った人達とそれに、縦走している朝の単独の方は大丈夫だろうか。
↓もうガスは晴れなかった
越百小屋に着くと山頂直下ですれ違ったご夫婦が昼食をとっていた。後で聞いたが、この方たちは宿泊を断られたとの事。タッチの差か、それとも先ほどの単独のおばさんよりも元気そうだからだろうか。
↓樹間から越百小屋
急いで小屋まで下りてきたが、今日は(今日もか)特にゆっくりとしか歩けないのですぐに出発しよう。雨は時々パラパラと降るがひどくはならない。途中で先ほどのご夫婦に追いつかれ、前後する様に下った。展望台から見れば、山の上は黒い雲の中に隠れてしまっている。下のコルについた時には正直ホッとした。ご夫婦にお話を聞いたら同じく浜松からとの事でびっくり。
駐車場に着くと、下りでご一緒した浜松のご夫婦に良く冷えた栄養ドリンクをご馳走になった。ドリンク類はあまり飲まないんだけど、この時は栄養が体に行き渡った気がして元気がよくなる感じがした。コレは良いです。ドリンクってこういう時に飲むもんだとすごく納得。銘柄は見なかったけどひょっとしたらすっごい高級品だったのかも。その位い元気が復活しました。有難うございました。
しかしかめさん、もういい歳なんだから、こんな弾丸ツアーはもうやるもんじゃないですよ。
TIME
駐車スペース(5:50)→登山口(6:35)→下のコル(7:25)→(9:05)上の水場(9:15)→(10:25)越百小屋(10:45)→(11:45)越百山(12:10)→越百小屋(13:00)→上の水場(14:00)→下のコル(15:15)→登山口(15:55)→(16:35)駐車スペース 200km 3.5h
中津川ICから19号を北上。大桑道の駅の先、橋の手前の信号を右折すると小さな標識に導かれて細い道を登れば大桑ダムの先に登山者用の無料駐車場が有る。林道は細いが舗装で普通車でも可、国道から20分位い。駐車場は2段で上20台、下30台位いだが、当日下の駐車場は進入不可になっていた。駐車場にはトイレ、水無し。
カシミール