遠州のかめの『山へ行かまい』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

竜頭山(北遠) 2007-02-24

2007年02月26日 | ・天竜・竜頭山

竜頭山(りゅうとうざん:北遠) 1352m 天気:晴れ

  山頂 標高が細かい!


 152号線を北上し、佐久間へ向かう大井橋を左に分けてトンネルを抜けると右側に平和からの登山口が有る。車はそこの路肩に駐める。登山口には「10月31日に登山道で子連れの熊を目撃」の看板が・・。今日びどこへ行っても熊だらけの模様。コースにはずっと、標高100m毎に標識が有り、目安になる。
 登山道は杉が植林された暗い尾根の北斜面を緩く登っていく。石垣の残る平和(ひらわ)の集落跡を過ぎ、アルミの橋で沢を渡り対岸を少し戻ると、落ち葉で覆われた仙戸からの道を合わせる。仙戸への道は余り手入れされていない様だ。使えれば、平和口の水平歩きが無くなるので良いのだが。
 分岐からもうひと登りで青なぎに着く。(青なぎ↓)

 ここは大輪(おおわ)からの道を合わせるが、大輪ルートは青薙のすぐ下でも崩壊しており、通行しない様に看板が立っている。青なぎから5分で、「右・杣小屋を経て山頂:急登り有り中級コースと左・遊歩道を経て山頂」の看板が有る分岐に出る。(分岐↓)

予定通り、杣(そま)小屋コースを登り遊歩道コースを下る事にする。道は相変わらずの植林帯の尾根の南斜面を緩く登って行く。45分で林業作業用の杣小屋に着く。ここからはジグザグに登っては水平の繰り返しで距離と高度を稼いで行くが、右下眼下の水量が豊富な沢は幾ら登っても低くならない。30分ほどで道はその沢を渡り、霜柱の立った対岸の斜面を尾根に向かう。尾根に乗ると左に向きを変え、すぐに尾根は消えて急斜面の急登一辺倒となる。1100mの標識↓

 を過ぎると今度はちゃんと尾根道となり、振り返ればやっと景色が広がる。白い山は御岳山だろうか。左上に山頂のパラボラアンテナと東屋を望みながら、まだまだが急登を行く。やがて尾根は北に向きを変えてスーパー林道からの道を合わせれば緩やかになり、東に京丸から岩岳の山並みを望みながらしばし進めば山頂の東屋に到着。
 山頂のアンテナと東屋↓


 尾根↓


 東屋から南を望む。手前の尾根が登山路。↓ 北の展望はこちら。


南アルプスと深南部の山々が(少し)見える。ど真ん中の三角の低い山は麻布ですね。
 山頂部分はアンテナと送電線が数多く設置されている。山頂のすぐしたまでスーパー林道が通じており、付近は公園化されていて舗装された遊歩道が縦横無尽。標識も舗装路に向いて立っている。
 東屋を出て尾根を進むと5分で本当の山頂が有る。標識に沿ってほおづき平を経由して下山する。下山路は涸れた沢の詰めを下り、すぐに植林帯に入ると後はずっと杉の林の中をひたすら下る。こっちは杣小屋ルートよりずいぶん近いが、ずっと植林帯の一本調子の登り。

 下山路の900m標識。


 ほおづき平から1時間で朝の分岐に着く。やれやれ。青なぎで小休止の後、平和口へ下る。今日は4名の登山者と出会っただけでした。

 TIME
平和登山口(8:10)→青薙(9:15)→杣小屋(10:00)→沢(10:30)→(11:30)山頂・東屋(12:20)→ほおづき平→青薙(13:40)→(14:30)平和登山口

平和登山口の駐車は路肩で数台。トイレ・水・ジュース自販機は大輪に有り。
登山路は、1/2500図の破線とは違うルートを通っている。


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