
観音山(かんのんやま) 1418m 天気:晴れ
昨日、鳳来寺山から帰ってから山道具屋へ行き、(一番安い)6本爪アイゼンを購入。雪の有る内に再チャレンジせねばと、観音山に向かいました。
兵越方面と青崩峠との分岐↓。青崩方向に行くとトイレが有り、その前の広場に駐車したが、ひょっとしたらバスの転回場所かもしれない。そうだったら駐車は注意しなければならない。
登山口まではR152を15分戻る。今日は暖かくなる予報なので登山口で上着はザックに入れる。まずは杉の植林帯を急登し、左の枝尾根に乗る。段を切って無い素の山道はアキレス腱が伸びてきつい。雪の無いうちは道ははっきりしている。
松の枯葉の道↓。ここまでもこの先もずっと急登一辺倒。
登山口から1時間でアイゼンを装着。徐々に雪が出てくる↓。古い踏跡とピンクのテープを追う。
1回目の道間違いは、木の幹に観音山↑と黒マジックで記入が有るところ。↑方向は微妙に斜めの為、斜面を巻く方向に進んだが道は無く、分岐に戻って尾根を進む。2回目は、この地点(帰りに撮影)↓。
まっすぐ行く道は写真ほどしっかりしておらず、道形と古い踏み跡は尾根をジグザグに登っており、躊躇無くそのまま尾根を進んだが、やがて道は消えて急斜面の直登となり、おかしいと感じて戻る。写真の地点が分岐っぽいと思い、ためしに右へ水平に巻いて進むとピンクのテープが出てきたのでそのままテープを追う。踏跡も無い北斜面を進むと膝までの雪となり、注意して沢を1つ越えると樹間から聖岳が望まれる。やがて少し先に熊伏山へ続く主稜線が見えてくる。
熊伏山へ続く主稜線が見えた↓。手前の檻は閉まったままの古い熊檻。
あの稜線まで登れば山頂は近いはず。場所によっては股まで埋まる斜面を、上へ行ったり下へいったり悪戦苦闘し、やっとこさで主尾根に登りついた。時間はすでに11時。
たどりついた熊伏山へ続く主尾根↓。見ている方向は観音山方向。
そこから10分で小ピークに登る。ピークからは東の枝尾根へ古い踏跡が続いている。やはり、先ほどの分岐から巻かずに尾根を直登した人がいたのだろう。すぐその先がヘリポート。やっと視界が開ける。↓ヘリポートからの熊伏山、右奥に塩見岳。
眼前に熊伏山、その左には中央アルプスから御岳、さらに恵那山だろうか。熊伏山の右には塩見岳。東側に黒法師岳が樹間から望まれるが写真を撮れる所が無い。
観音山山頂へ行く道↓。右の小屋は宗教団体の研修施設らしい。
ここが山頂↓。傍らに民家の様な宗教団体の研修施設らしい建物が建っている。
ヘリポートに戻って景色を堪能しながら昼食とする。今日は風もなく、日なたは暖かい。パノラマ。中央アルプス。塩見岳←手前の尾根に熊伏山登山道に有る反射板が見える。こちらは恵那山~大川入山でしょうか。正直、途中でもう無理かと思ったが、がんばって登って来て良かった。 さぁて、天国の様な山頂だが、下りも大変だろうと早めに下山する。
TIME
池島:駐車場スペース(7:25)→(7:40)登山口(7:45)→道迷い2回→巻き道チャレンジ(10:20)→主稜線(11:00)→ヘリポート→山頂(11:20)→ヘリポート(11:50)→主稜線分岐点(12:00)→巻き道分岐点(12:16)→(13:20)登山口(13:30)→(13:50)駐車スペース
カシミール。軌跡はGPSのログでは有りません。私の(あてにならない)勘ナビによります。
登山路はハイキングコースとして整備されているものでは無く、行程中に道標や案内板等は有りません。最後のトラバースの地点は見過ごしやすく、直登するとかなりの急斜面になります。登山は自己責任でチャレンジしてください。