そんな○○に魅せられて

NYC残留チーム

拙ブログ、自己紹介欄のとおり、
長期滞在というか、定住しております人間が書いています。

私の生活基盤はすっかりNYCで
911の時も、リーマンショックの時もずっとNYCにいました。

というわけで、周りの人もNYC在住5年、10年、20年と長い人がほとんど。
今回の新型コロナウイルスが発生してからも
前もって帰国が決まっていた人を除くと、今も全員NYCにいます。

もちろん、全員ビシッと自宅待機3週目を過ごしています。
(essential businessの人を除き)

子どもが幼い頃からのママ友さんたちとは、学校のこともあり、
家でオンライン学習の内容や、学校て結局新学期まで自宅待機かな?とか
お互いの近況を毎日のように連絡しあっています。

あとは、食材はまとめ買いかデリバリーか?デリバリーだったらどこが良い、
家で子どもと何か一緒にやってる、などなど日常生活の知恵の交換みたいな話ですね。
手先が器用な人や料理が得意な人は、家でいろいろ作ったりしていて
こんな時でも素敵なものを作れる才能がうらやましいです。

私の周りに限らず、子どもが学齢期のNYの日本人家庭は、割合早くから自宅待機の想定が
できていたように思います。
というのは、3月初頭にNYでは
「日本を含む感染拡大指定国に渡航したものは米国に帰国後14日間の自宅待機」
という勧告があり、現地校に先立ち、子どもたちが通う週末の日本語学校の多くが休校になったのです。
その時に、いずれは現地校や勤務先も自宅待機になるかもと準備を始めた人が多かったようです。

子どもがいない友人とも連絡を取っています。
日本に帰国せず、彼、彼女らもNYCにとどまっていました。
潜在的に感染している可能性を考えて、帰国はしないことにしました、と。
職場や学校が4月末あるいは5月末まで自宅待機になり、外出を控えて
これを機会に自炊中心に切り替えたり、やはり同じ状況の友人と連絡を取り合ったり、
だそうです。学生の友人はオンライン講義で成績もつくので毎日受けています、と。
こんな静かなNYCは初めてだ〜、と言っていました。

あとは、それぞれの窓から見える景色はどう?と
花がだんだん咲いてきた、枝から若葉が見えてきた、今日は雲が全然なくて快晴、等々
普段ならじっくり見ない変化が挨拶みたいになっています。
なんというか、会えないけれど連帯感みたいなものを覚えながら過ごしています。

近所には出勤しなければならない人もいます。

Good morning! How are you?
Nice to see you, are you fine?
Yes, I'm okay! Have a nice day!  
You, too. Be safe!

朝、しんと静まり返った道から、マスク越しのこんな会話が聞こえてきます。
social distancingのルールがあるので、少し大きな声で離れての会話。
感謝の気持ちでいっぱいです。
家にいられるのは本当にありがたいですね。

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