昨日に続いて、今日も冷たい雨が降るNYCです。
つい3日前まですっかり夏のような暑さだったのが、今日も予想最高気温は11℃(52℉)。
部屋の暖房を入れてもよいぐらいの天候です。
というわけで、外出はやめて、家で西城秀樹さんのDVDを見ています。
またまたNHK COLLECTIONから、今日は DISC1です。
見るたびに発見があって面白いですね。
これは先日アップしたブルースカイブルーが収録されているディスクで、
1曲目「この愛のときめき」から、おやっ?と思わせてくれます。
放送されたのは1975年5月5日「第1回 ヤング・歌の祭典」とあります。
番組タイトルが昭和ですね。
スタスタとステージのマイクに向かって歩いてくる秀樹さん。
左腕にギプスをしたままなのでした。痛々しいです。
確かこの時期にドラマ「寺内貫太郎一家」に出演されていて、
主演の小林亜星さんと親子喧嘩のシーンで本気の取っ組み合いになり、
中庭にすっとんだ秀樹さんは左腕骨折という、とんでもないアクシデントが発生していたのでした。
左腕は動かさせないのでスタンドマイクの前に立ち、熱唱する秀樹さん。
もちろん右手はアクションを入れて歌っています。
このまま最後まで歌うのかな〜と思ってみていたら、
ラストのサビの前で、右手一本でマイクスタンドを掴んでアクション!イェイェイェイ!
えっ!
さすが運動神経抜群の秀樹さん、左腕が動かせないのに、マイクスタンドの動きは素早い!
バランス感覚も素晴らしく、かっこいいですね〜。
リハーサルからパシッと決められるように練習されたのでしょうか。
そしてステージ上に何人も若い男女が座っているのがわかります。
はっきりお顔が見えづらいのですけれど、これは他の出演者の皆さん?
衣装の配色が水色と白なので、白いギプスはそこまで目立ちません。
カメラワークを見ていると、ギプスをフレームから外すというわけでもなく、
普通にバシバシ入っています。
楽曲によってはバージョン違いで、同じものがダブって入っていますけれど、
「この愛のときめき」はDISC1に収録されているこの1曲のみ。
あえて「ヒデキ、骨折」を一番最初にもってくる編集、この3枚組DVDがタダモノではないと思わせるに十分です。