そんな○○に魅せられて

年間給与が13万ドルから

アメリカ国内、トランプ政権が始まってからというもの、大揺れが続いております。
今週の月曜日はPresident Dayでお休み。「Not My President Day」という呼び掛けがなされて
市内でやはりデモがあり、
私は直接デモの現場には行っておりませんが、街中でプラカードをもったデモ参加者の姿を見かけました。

Not My Presidents Day' protests across the USA

今まではせいぜい、数ある祝日の一つということでPresident Day Saleの広告を見かける程度。
純粋に祝日のパレードとかイベントがある日でしたのに、今年は様変わりです。

そして移民に対し様々なかたちで働きかけは続いており、
既に発表されてから時間が経っていますけれど先月末にはH1Bという専門職向けのビザの付与条件の一つである
年間給与の水準が一気に倍の「13万ドル」に引き上げられ、特に外国人の専門職が多いIT業界を始め、
激震中という感じです。
医師や弁護士などの難関資格は別として、一般の職業ではいきなり6桁13万ドルというのはかなり良い待遇ですね。
この生活費が高いNYCでも十分すぎるぐらい、と言えましょう。

トランプ政権 入国規制「第2段」狙いは高技能者か

特に、インドや中国といったIT技術者がアメリカで多く働いている国や企業には影響が大きそうです。

【インド】IT業界の成長見通せず、米就労ビザ厳格化で

Tech's beloved H-1B visa is flawed. Here's why.

アメリカ人の採用を促すという点では良いのかも知れませんが、実際問題、外国人の採用を厳しくして
スキルが外国人より上かあるは少なくとも同等のアメリカ人がどっさりIT業界に来るのかどうか、そこはわからないですね…。

というのは、子どもが学齢期のインド人や中国人の保護者は既に将来を見越して、子どもにめっちゃくちゃ勉強させてます。
(これは私個人の見解ですので、具体的なデータがあるわけではないのですが。。。)
理数系を伸ばして良い学校に行かせるための塾や口コミなんかもスゴイです。
人種関係なく実力で、アメリカでいい職を勝ち取るガッツというのは、ヘタレの私も見習わなくてはと思うぐらいですね〜。
なので、多様性を取り入れるために非白人枠がある学校というのも、アジア系はその枠は除外になっているところがあるそうです。
優秀な公立の理数系高校の登校風景を見ていると、生徒アジア系ばかりだったりします。

矢継ぎ早に移民政策を打ち出しているトランプ政権ですが、今後のアメリカの雇用風景がどうなっていくのか。
政権が描く理想図どおりに行くのでしょうか…。
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