2018中間選挙、アメリカ国民の審判
今回はトランプ大統領当選後2年目の中間選挙ということで、民主党の巻き返しが期待されていました。
事前の報道では、下院は民主党が有利、上院は接戦ではないかとのことでしたが、
下院でも共和党は善戦、上院を共和党が守ったので、このままトランプ大統領路線で当分進んで行きそうです。
日本では参議院より衆議院の方がずっと力を持っていると認識しておりますが、
アメリカは上院と下院で違った部分で決議する権限がそれぞれあり、
下院と同じ広範な立法権を有するが、上院のみに付与されている権限もある、ということで
上院で物事が進む権限については、政権運営に反映されやすい、と素人ながら解釈しております。
米国の統治の仕組み – 連邦政府
前オバマ政権の場合は、着任2年目の中間選挙で、下院で歴史的な議席減となり、
その後思うような政権運営が出来なかったように思います。
Biggest Midterm House Losses Since WWII: Obama (-63), Truman (-55), Clinton (-54)
今回の選挙では、報道によりますと共和党は下院で36議席減の過半数割れ。
上記のオバマ政権時に比べると失った議席数は少ないです。
トランプ政権に痛手、予算伴う政策は困難に
株式市場も選挙結果を好感のようです。
US stocks set to rally after election results
ニューヨーク市は反トランプ色が非常に強いところだと思いますが、
それでも「急先鋒」というほどの勢いは、あくまでも私個人の感想として、感じられなかったので、
今回の選挙結果は妥当なところかな、と、これも個人的な感想ですが思っております。
ニューヨーク市、移民も多いですけれど、ウォール街もあるので。
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