そんな○○に魅せられて

人生も半ばを過ぎて

NYに住むようになってから、独身の時も結婚してからも、ほぼ毎年、一度は日本に帰国するようにしています。
まあそれが、渡米を許してくれた父との約束だったからですが…。

そして日本滞在中は家族や親戚のみならず、親しい友人やお世話になった恩師とも
先方のスケジュールが合い、かつ「会いたい」と言ってくだされば、なるべく会うようにしています。
最近はお盆に一斉休暇という日本の習慣もだんだん薄れ、友人グループで全員が揃う日と
いうのも厳しくなってきました。

しかし一方で
「仕事の都合さえついたらなんとかするよ!折角だから会おうよ!」
と言ってくれる友人もだんだん増えてきました。
いわゆるアラフィフなら似た状況のかたも多いと思われますが、既婚子どもありの場合は、
「子どもは中学生以上になって手がかからなくなり、親の本格的な介護に突入するまでは少し時間がある」
貴重な期間なのですね。
20年ぶり、25年ぶりに会えた友人もおり、ありがたいことです。

そして、会いたいとずっと願いながら、二度と会えなくなってしまった友人もおります。
上の記述とはちょっと矛盾するかもですが、
周りが優先で、自分のことがどうしても後回しになってしまう年齢でもあり、
気づいたときにには間に合わないのですね。

若い頃には、そんな諸々は、いつかは来るであろうけど実感を伴わないものでした。
友人たちの何気ない言葉に、学ばせてもらい、気づかせてもらっている今回の滞在です。

「また来年も元気で会いたいね!」

別れの時、社交辞令ではなく心の底からそう思いながら、お互いに言葉を掛け合っております。
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