試合は、午後2時に開始でした。19日のデーゲームはこの京セラドームだけ。
ファイターズの選手にとっては、北海道から休みなく酷暑の大阪へ移動。
前日18日は延長12回の接戦、19日はいわゆる「ナイター&デー」のきつい日程なのでした。
私の席からはファイターズ応援団は見えず、大盛り上がりのバファローズ応援団が見えました。
初回のファイターズの攻撃、いきなりマルティネス選手の二塁打が出ました!がそれだけ。
以降、ヒットが出ても続かず、得点できない状態が続いていくのでした。
打てそうで打てない山﨑福投手。マウンドの立ち姿がシュッとしていて美しいです。
一方、バファローズ打線を前に、伊藤投手も良いピッチングが続きます。
ロジンの白い粉が舞い、力感あるフォームから、いい球が放たれるのが、
遠い上段外野指定席からもはっきり確認できました。
0-0の均衡が破れたのは3回裏。バファローズ先頭打者の紅林選手がホームランです。
伊藤投手のストレートを捉えた打球はグングンと伸びスタンドへ。
周りのバファローズファンが盛り上がる中「ソロやから1点。大丈夫!」と自分に言い聞かせる私。
その後の紅林選手の打席では「当たりが出たら、もう1本!」コールが起こっていたのでした。
そして両投手の好投が続き、7回表ファイターズの攻撃2アウト2塁でバファローズは宇田川投手に交代。
「おお、侍ジャパンだ」と声が出てしまいました。
ファイターズは7回裏も伊藤投手が続投。すると、この回先頭の中川選手がホームラン!
3回裏と同じような場面が繰り返されたのでした。伊藤投手、被安打2なのに2失点。
ファイターズ無得点のまま、8回に突入です。
8回表、マルティネス選手が四球を選び出塁すると、代走が告げられ、塁上には「推し」の江越選手が!
江越選手はスタメンに名前がなく、このような試合展開では、前日の試合のこともあり
もう出番がないのかと思っていたので、とても嬉しかったです。
次の清宮選手のゴロの間に2塁へ進んだ江越選手。
「絶対、この回ホームに帰ってきて欲しい」と祈るような気持ちで見ていました。
万波選手のヒットで、江越選手は俊足を飛ばし、この試合ファイターズ初得点のベースを踏みました。
待望の1点です!!
8回裏は伊藤投手が続投、二塁打を打たれるも後続を抑え無失点。場内には満員御礼の表示。
日本シリーズでもないパリーグの試合で「満員御礼」昭和の野球ファンには感無量です。
9回表、バファローズは山﨑颯一郎投手が登板。かっこいいですね〜。
前の回の勢いでせめて同点に、と思っていたら奈良間選手が二塁打で1アウト2塁。
ここで代打・加藤豪将選手が告げられ、代走に五十幡選手が登場。新庄監督、勝負や!と思いました。
五十幡選手も江越選手に続いてホームに戻ってきて欲しい、と祈っていました。
ところが、この直後に「えー?」微妙なプレーで2アウト2塁に。。。
郡司選手が四球を選ぶも、最後は松本剛選手のライトフライで試合終了。
ファイターズ現地観戦、初の黒星です(3試合目ですけれど)。残念です。
試合後、隣のイオンモールの本屋さんに寄って、久しぶりにあれこれと日本の本を見ていたら
ガッカリしていた気持ちもだいぶ癒されました。写真や装丁が綺麗な本が多いです。
この日は、タイガース対ベイスターズの試合のTV中継がありました。
デーゲームから帰ってきてTVをつけた、ちょうどその時。
ベイスターズの大田泰示選手が代打で登場したのでした。
大田選手、見事レフトへのヒットで出塁です。大和選手のヒットで、大田選手、ホームを踏みました!
この回、大田選手は何度も大写しになり、躍動ぶりを見られて嬉しかったです。
ファイターズ、翌20日の試合も、先発の上原投手が9回無失点の力投ながら
延長11回にサヨナラ、0-1で敗戦でした。
この3連戦の先発投手は大変良かったのに、なかなか投打が噛み合わないです。
地元関西出身の山本拓実投手が見たかったですけれど、登板機会はなかったのでした。
個人的には19日に、江越選手、大田選手が試合でそれぞれ活躍していたのを見られたのは良かったです。
パリーグ、いつの間にかバファローズが首位独走に近いですね。
ファイターズ、残りは32試合。チーム一丸で、勝てる試合を勝ち切る姿を期待しています!