そんな○○に魅せられて

NYの配達事情

夏休みの日本滞在中は、NYに戻る時のことを考えてなるべく荷物を増やさないよう、
街中欲しいものだらけで目移りしまくる中、これはというものに絞って買い物をしておりました。

となると、持って帰らなくても良くて欲しいもの=美味しい食事が一番、ということになるわけで、
高級レストランばかりとは行かないですけれども、友人と一緒にランチや飲み会でワイワイしておりました。

久しぶりに会う友人と話がはずむだけでご飯も一層美味しくなりますね。
その上、日本は本当に食事のコストパフォーマンスは申し訳ない程良いです。
お店のスタッフの方も、どこでも平均的に皆さん行き届いていて、
これでチップ無しが当たり前なんで、素晴らしすぎる〜!と毎回感動しています。

それと、荷物を持って歩かないようにネット注文なども何度か利用しましたが、これも素晴らしかったです。
届かないとか、荷物が壊れているということは一度もなく、大変正確かつスムーズでした。

一方、NYの配達事情は、本当にえげつないです。

私+友人たちの話をトータルすると、両手両足で足りないぐらいの回数、注文したものが無事に届かなかったことがあります。
これは住んでるエリアの治安の良し悪しに関わりなく、結構みんな経験しています。
通販て日本よりアメリカの方が少し歴史が長いのですよね。ここではビジネスの歴史の長さと信用度は比例しない、と痛感します。

一番多いのが、配達人が手渡しではなく受け取りサインも無いのに、不在の家のドアの前に荷物を置いて「配達済み」扱いにしたのを、
誰かが失敬、というパターンです。小さなものは腕時計、大きなものは家具などですね。
幸い手元に届いても、箱が凹んでいるなんて当たり前、一部破損とか注文したものが足りないとかも時々あります。

特に感謝祭〜クリスマス前までのギフトシーズンは届かない事が多発します。
配達する品物も多いので、いつもにも増してドア前放置件数が激増するのを狙い、
車で回って、放置荷物を片っ端から持っていくパターンもあるそうです。
防犯カメラがあって、誰かが持ち去ったのが明らかな場合も、警察に盗難届を出しても件数多すぎるせいか効果はないですね。

しかし発送元ももう手馴れたもので、届かない、破損していた等、連絡するとあっさり同じ商品を再発送してくれる業者さんもいます。
そういう問題じゃないんじゃないの、と思いつつも、
その時は確実に在宅の時間に手渡しのみ受け取り可、と条件つけて再発送してもらいます。
そういうケースを見越して小売価格が決まってるのかと思うとやりきれないです。

「確実に在宅の時間に手渡しのみ受け取り可」これ、日本の宅配便なら普通過ぎて、
スペシャル感まったく無しですね。

最近はシェアで利用の、暗証番号で開ける宅配ロッカーが並ぶ荷物受け取り基地みたいなのも出来ていますが、
そこまで出向かないといけないので、何のためのネット注文なんだろうと思ったり。

というか今日、配達された荷物がまたも明らかに箱の中身を確認したような痕跡があり、
高価なものじゃなかったので無事だったのか、と疑心暗鬼になっております。

「普通はこんなことしないよね〜」の「普通」の部分が普通じゃないことが多々ありますね。
長く住んでもこれは慣れないです。
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