大型台風が超低速通過

昨日昼過ぎから近畿地方に大雨をもたらしている台風11号。
昨日記事を書いた時には、天気予報で「時速20kmで北上中」と言っていたのが
今日になってさらに速度が時速15kmと遅くなり、その分、通過するのに時間がかかって
ザンザンザンザンと、大量の雨が長時間降り続くという事態になってしまいました。
今日は天気予報をいつ見ても「降水確率100％」でした。昨日の昼頃の予報では、今日の夕方には
60～80％ぐらいまで下がっているはずでした。

夜8時30分の時点で近畿2府4県全てで、土砂災害警戒警報が出されている地域があるという
深刻な状況です。

台風11号 中国地方を北上中　引き続き大雨による土砂災害や高波に厳重警戒

私が滞在しているのは海や川からは少し離れた場所で、河川の氾濫や
高波などの危険はなく、雨具があれば外出できないことはありません。
しかし、JR各線の運転見合わせ、遅延が多く、大阪駅あたりで足止めをくらったり、
他社線にやむを得ず乗り換えるかたがたくさんいらっしゃるとのこと。
やはり外出は取りやめが無難かと、1日部屋にこもっておりました。
観光で来られているかたは、貴重な1日がつぶれてしまって残念でしょうけれど、
こんな荒れ模様では、観光より安全第一です。
観光業のかたも夏休みの出鼻をくじかれて、自然現象とはいえ辛いですね。

最近はネットで刻々と変わる状況がアップデートされますし、テレビでも字幕とサブ画面で
最新の情報が出ますので、便利ですね。
幼いころは、ラジオで「大阪管区気象台ｘｘ時発表の気象情報をお知らせします」
みたいなニュースでしか最新の状況がわからなかったので、大変不安な気持ちになっていました。

雨が止んでも、山から雨が抜けるまで、数日は土砂災害の危険があるため警戒が必要とか。
早く雨が止んで、これ以上被害が拡大しないといいのですが。