そんな○○に魅せられて

Guggenheim Museum

NYの観光テーマのひとつとして、美術館巡り、というのがあります。
美術にあまり興味がなくても「とりあえずメトロポリタン美術館と近代美術館(MoMA)は観光ネタとして行っとけ」的な
mustな場所になっていると言えましょう。

この二つの美術館が、観光名所の横綱級とすると、それに準ずる大関的な番付、もとい位置づけになるのは
グッゲンハイム美術館でしょうか。展示内容もさながら、ライト設計のカタツムリのような建物そのものが有名ですね。
というわけで、先日、ものすごく久しぶりに行ってまいりました。


5月8日迄「GUTAI」という日本人の芸術家集団のアバンギャルド美術の特別展示が開催されているのです。
日本のアバンギャルド芸術は、少し前、近代美術館でも特別展が開催されていました。
こちらはGUTAIとはまた別の「Tokyo 1955-1970: A New Avant-Garde」というものでしたが、
立て続けにメジャーな美術館で大々的に展示があったというのは、
日本のこの時代の作品とかムーブメントが注目されているのかな、と思ったりしています。



私は芸術的なことは素人で美的センスもマイナスな人間ですが、「GUTAI」の作品や、
作品が出来るまでの過程を記録した映像を見ましたら、芸術というのはたとえ平面的な絵画であったりしても
全身を使った身体表現なのだなあ、と改めて思いました。
音楽のライブと同じで、一つの作品には、再現できない一つ一つの筆さばき、色づかい等々があり、
また一般人参加型のエキシビションもあり、瞬間瞬間の積み重ねが芸術作品として結実する、と申しますか…。

まるで「人生」そのもののようでもあり…。

…とても陳腐な表現になってしまってすみません。作品の素晴らしさを伝えきれないのでこのへんで止めます…。

美術館には「GUTAI」のカタログもありましたが、作品が所蔵されている日本の美術館のリストがありました。
全国各地の美術館に散らばっているみたいですね。  
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