松井選手、お疲れ様でした

ニューヨークで背番号55、といえばすっかりおなじみになっていた元ヤンキースの松井選手。
見る目が厳しいニューヨーカーにもGodzillaの愛称で親しまれ、歴代日本人選手の中でも大変好感度は高かったと思います。
実際、街中でも「５５」のヤンキーＴシャツを着たアメリカ人のファンをよく見かけたものでした。

去就が注目されていた今オフ、現役引退のニュースが入りました。

松井、現役引退を決意　２８日にＮＹで記者会見へ(スポニチ) - goo ニュース

40歳まで現役を続けて欲しかった気もします。でもご自分が納得できる、プレイする場があってこその現役ですから、
松井選手の決断を尊重したいと思います。

これからは指導者になられるのか、あるいはグラウンドの外から野球を観ていかれるのか、
28日の記者会見に注目ですね。

松井選手は高校生の時から甲子園のスターでした。思い出すのは5打席連続敬遠ですね。
我が家は父が高校野球の大ファンで、仕事中は見られないのはしかたないとして、中継を見られる限りは全部、家でも
熱闘甲子園は欠かさずチェックするほどで、私もこの敬遠の場面は一緒に何度も見ました。
この件は大騒動になったような記憶があるのですが、当該Wikipediaを読んでみましたら、当の松井選手は、

「正直いって野球らしくない。でも歩かすのも作戦。自分がどうこう言えない」

と、あっさりした短いコメントを残していたのでした。
高校生、しかも当事者なのにニュートラルな意見を簡潔に述べていて冷静です。一流の片鱗が見えます。
松井選手、今までたくさんの好プレー、巧プレーを有難うございました！！

しかし自分より年下の野球選手がどんどん引退年齢を迎えているのはちょっと切ないですね…。

アメリカ・NBCニュースの記事がありました↓。記事の結びの言葉が素敵なのでご紹介します。

"Happy trails, Godzilla. It’s been great watching you."

Hideki Matsui announces his retirement