その最たるものがプリスクールから始まる学校選びです。
以下は私が経験したり、見聞きしたことなので、事実と異なる場合があるかもしれません。予めおことわりします。
我が家のような庶民の場合、小、中、高校は公立しか選択肢はまずありません。
私立ですと、基本的には学校が提示する授業料年間ウン万ドルを払わなくてはなりません。
これ以外に、一応「任意」となっていますが、年間数千ドル以上の寄付金や、なんだかんだとファンドレイズへの協力依頼があります。
公立の場合は、授業料は基本的に小、中、高校は無料で、高校まで義務教育です。
幼稚園は義務教育ではなかったと思いますが公立は無料です。
そして基本的に幼稚園~小中学校は、自宅住所地のある学区内の学校へ通います。
日本でも、公立高校は基本的に入試がありますから、偏差値で序列があって、トップ校~ボトム校まで差がありますね。
それはNY市でも一緒です。(まあ、その差というのは日本より激しいですけれど。)
しかし、日本の公立中学校は、義務教育ということもあり、そこまで露骨な序列というのは無かったように思います。
あまり中学校の評判が高くなくても、そこで生徒本人が優秀な成績をとって、高校入試を頑張れば、
そこそこ良い学校に入れるのではないでしょうか?今はシステムが変わってそうでもないのでしょうか?
同じ公立中学といえども、NY市は義務教育の公立中学なのに、まるで高校のような歴然たる序列があり、
なかなか厳しいものがあります。
小学4年生の時に、中学進学に大きく関わる州の学力テストがあり、その結果が結構重要で、
通う学校が振り分けられるのですね。他にも色々学校決定の要素はありますけれど。
6年生の9月から新学期の中学校の書類を、5年生の12月に提出しなくてはなりません。
しかも希望通りの学校に入学できるとは限らない。
ご家庭によってその辺りの意識も差があるので、何ともいえませんが、
子ども達も色々とストレスが多い環境で、さらに公立中学に進学するのにも色々プレッシャー、
あまり伸び伸び出来ず、可哀想な気もします。
しかし日本人ハーフの場合は、どこのどんな学校に行くにしろ、マイノリティーであることには変わりないので
親子ともに開き直りも大切だなと、よく思います。
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